お笑い芸人志望の恋愛事情【僕監】 (ページ2)

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2.いつもの朝ページ2

『お～い。朝だよー？起きて～』

ユサユサと揺さぶるが一向に起きる様子のないフジ君

あ、今のはダジャレじゃないよ？

フジ君は一度寝るとなかなか起きないので毎朝起こすのは大変だ

とは言っても何故か直ぐに起こせる人物がいて…

『シロダ君お願い～』

そう、シロダ君だ

何故か彼はフジ君を即座に起こせるのだ

ｼﾛ「任せろ！」

シロダ君はフジ君の耳元に近付いて何かを言う

ﾌｼﾞ「うぇ？！起きます！！起きますからぁ！！」

するといらまびっくりフジ君は飛び起きるではないか

『…し、シロダ君？なにを言ったの？』

ｼﾛ「フジに聞けばいいんじゃないか？」

シロダ君は笑いながら部屋を出ていった

ﾌｼﾞ「アイツぅうう！！まだ俺をパシリに使う気かよ！」

『パシリ？』

ﾌｼﾞ「ぁ、おはようA！い、今のは気にすんな！」

『んんん……？？』

気になるが本人は聞かれたく無さそうなのでそれ以上探らないようにした

それより

『ねぇ、シロダ君って基本部屋にいるの？』

ﾌｼﾞ「シロダー？んー、多分部屋にいると思う。というか、半分引きこもり状態」

『ふーん…』

ﾌｼﾞ「それがどうかしたか？」

『え？いや、別に大切な事じゃないんだけど最近部屋から顔出さないからさ。心配だったんだ』

ﾌｼﾞ「成る程…ま！あまり気にしない方が楽だぞ。笑え笑え！ほら、飯食いに行こ」

『うん』

フジ君に手を捕まれ、私達はリビングに向かった