あ ま の じ ゃ く 星 人 。 ((黄))

おまち ページ11

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大「あ、やすー」



安「なんで大倉がおるん?」



大「数学のレポート終わってない組やねん、俺ら」



安「なんで自分のクラスでやらんねん!」



大「先生が教室使うって言うから」





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なにを安田君はがっついてるんだ



そんなにいちゃこらしてるように見えたのかな



でもなんで?





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大「そういや、ヤスこのクラスやったな」



安「そうやでー?俺のクラスや」



大「なにしにきたん?」



安「忘れ物取りに来てん

これ部室に置いてかなきゃ行けなくてな」





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私にはついていけない2人の会話





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そのうちに終わらせよ





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「あ、終わった」



大「え、ずるっ」



「話してる大倉君が悪いんだよ」



大「ヤスが悪いんやーっ、」





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私やればできるんじゃん



ちょっと見直したよ





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「じゃあね、」



安「…あ、おん、また明日〜」



大「またね〜」





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口をとんがらせてレポートを書き始めた大倉君に


心の中で嘲笑いながら教室を出る





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職員室によって、レポートだして



下駄箱へれっつらごー





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靴を履き替え、玄関を出るとき



錦戸君が壁によっかかってた





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ポケットに手をつっこんで





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彼は私に気付いて「はっ」てして


一瞬眉を潜めてから口を開いた





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錦「章ちゃん、見た?」





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ちょっと掠れた声





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「あ、教室にいたよ、大倉君と」





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錦戸君は「大倉君」と聞いた瞬間


目を見開いた





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錦「…大倉と一緒やったん?」



「え、?うん…今もいると思うよ」



錦「いや、そうやなくて…自分も、大倉とおったん?」





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彼の綺麗な瞳は私をとらえたまんま

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