11 ページ11
.
『はるちよお兄ちゃん明日お迎えこないでね！』
｢は？何でだよ｣
『何でもなの！来たら嫌いになるから！』
｢わーったよ｣
…………まあ、俺が言うこと聞くわけないんだけど
しっかり尾行しちまうかんな
そんでもって洋服に盗聴器つけたかんな
｢A君ばいば〜い！｣
『ばいば〜〜い！』
よし来た。
兄ちゃんのお迎え断って一体どこに行くつもりだ〜
黒いランドセル背負って家とは逆方向に歩いていく。
あっちは店とか栄えてる方か。
しばらく歩くと店の前で立ち止まる。
｢XJランド？｣
なんだ…？ペットショップか……？
Aは決心をしたのか店の中に入っていく。
いつも送り迎えはしてるし
いつ、どうやって
その店の存在を知ったのかは謎だな。
『あの、こんにちはぁっ！』
｢おう！チビひとりで来たのか？｣
『は、はいっ！ずっと来てみたくてっ…見ててもいいですか？』
｢もちろん、見てってくれよ！｣
おいおい、あの顔見覚えあると思ったら
元東卍の松野千冬じゃねーか。
あんのバカA何接近してんだよ！
｢お前犬と猫どっちが好き？｣
『え、え〜っと』
あいつは確か羽宮一虎か…？
俺の弟に気安く話しかけんなよ…
『猫が好き！』
｢ふ〜ん？なんで？｣
『ぼくのお兄ちゃんが、猫みたいな人でね、それでねっ』
｢一虎君いい加減仕事してもらってもいっすか？｣
〜〜〜〜〜っ天使かよォぉ。
クソ、ここは偶然を装って中に入るか。
俺はわざとらしく店の前をゆっくり歩く
羽宮一虎と話してたAと目が合うと
焦ったように急いで店の外に出てくる。
『はるちよお兄ちゃん、なんでここにいるの！』
｢それは俺のセリフなんだけどなぁ｣
『ごめんなさいっ』
｢別に怒ってねーよ。中見てくか｣
そう言うと
はるちよお兄ちゃんに似てる猫いたよ！って
中に引っ張られる。
松野千冬と羽宮一虎がいるけど
今じゃ関係もないし別に平気だろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1743人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一尺八寸一犀 - ンンッ…可愛い///主人公君好きです！ああ〜春千夜君も可愛い〜…。とても素敵な作品でした！！これからも頑張ってください！応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (8月23日 10時) (
レス) @page49 id: 58171344cf (このIDを非表示/違反報告)
ムー - 9 の最後のママ友のやつ笑いました(笑)苦労人になってるハルチ新鮮で面白かったです！ (2023年1月16日 23時) (レス) @page9 id: 812daaa6d6 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - この話今まで見てきたやつの中で一番好きです。何度も見に来ちゃいます（ ; ; ） (2023年1月9日 1時) (レス) id: 963d301a2a (このIDを非表示/違反報告)
お稲荷さん()(プロフ) - え、ヤバ。尊。 (2022年11月5日 16時) (レス) @page47 id: 6286f41068 (このIDを非表示/違反報告)
ねここ(プロフ) - 短編集見てみたい！えちえち待ってますよ (2022年2月13日 18時) (レス) id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mmmm | 作成日時：2021年7月23日 20時
