薬中の弟【東京リベンジャーズ】

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酒飲まされて酔ってるAを回収

ほんとあのバカ灰谷は何を考えてんだか

Aに手出したらスクラップじゃ済まさねーぞ






酔ってヘロヘロなAを担いで

ソファーにぶん投げる






『んもぉ、おにいちゃん、らんぼーやだっ』

｢うるせクソゴミビッチが｣






そう言うとデカい目ウルつかせて

わんわん泣き出す。



は…？





『おれごみじゃないもぉん、びっちはぁ、もしかしたらそうかもしれないけどぉ、うわぁぁんっ』

｢うわっ、お前酔うとだる。つかビッチの自覚あんのかよ、ますますビッチじゃん｣

『う、うっ、ぐすっ、もおやだぁ、らんと、りんの家行くからぁっ、』

｢おー行け行け。この尻軽があいつらに慰めてもらえよ｣







泣くか？騒ぐか？それとも殴るか？






俺がAから視線を逸らし

スマホをいじるとパシッと奪われる





『行くなぁって、言ってよぉっ、ぐすっ、』

｢めんどくさ…｣

『うわぁぁんっ、』

｢あーもうわかったようるせーな｣








泣きわめくAを抱き寄せて

ぽんぽんと頭を撫でる






｢行くなよ｣

『ぐすっ、なんでぇっ…？』

｢は？｣

『なんれ、らんとりんのとこ行っちゃだめなの、？』







お前が行くなって言えって言ったんだろうが…

可愛い通り越してうぜえ…






｢兄ちゃんが寂しいから｣



まあ、言ってやるんだけど。







『えへへっ、はるちよお兄ちゃんかわいいっ』

｢満足か？｣

『うんっ、ふふふっ』








機嫌が良くなったふら〜っとどっかに行った

数分して戻ってきたと思うと俺の一升瓶を片手に

ごくごくと直飲みしだした。





｢ってめ、マジで何してんだよ！｣





俺は一発頭をスパァンと叩き酒を取り上げる





『う、ぅ、うわぁぁぁんっ、いだぁぁぁあいっ』

｢泣いてんじゃねえよ！｣

『らって、らっでぇぇっ、うっ、ぅ…おぇっぇ』






床に散らばるクソ汚ぇやつ。






｢マジで勘弁してくれ…｣













.









『ふぁっ、なんかよく寝たぁ、でもいつ寝たんだっけ？ね、はるちよお兄ちゃん起きて！』

｢……｣

『おにいちゃんっ、おはよのちゅうだよ、ちゅちゅ』

｢……お前昨日のことなんも覚えてねーの｣

『え、うん？』

｢…………しね……｣

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