30話 公園 ページ7
貴「よっしゃ。コンビニでスイーツも買うたし準備オッケーやな」
ベンチに買ってきたプリンとポカリを置いてボールを手に持つ
貴「よし、1...2...3...」
オーバーパス何回できるかな
ちなみに最高は200回
小学校の頃セッターの子と競い合っとったから、これだけは無駄に上手くなってしもた
貴「...30...31...32...」
チリンチリンとうちの動きに合わせて鈴がなる
貴「...50...51...」
そろそろ首が痛くなってきた
貴「80...81...」
小学校のうちすごいなぁ、よく200回もできたわ
貴「95...96...97...」
もう少しで100...
ラストスパートをかけたその時だった
侑「お、やっぱAやーん。鈴の音がするからもしかしたらって思ったんよー。」
貴「んばぶっ!」
丁度100回目で顔面にボールが落ちた
貴「...な...なんで宮くんがここにおるの?」
侑「え?偶然や偶然。それにしてもAええもん持っとるなぁ」
コンビニスイーツが入った袋を開けている宮くん
いつのまに...っ
貴「何勝手に開けとるん!?うちの大事なプリン!!ちょ、返せー!!」
侑「えー、どないしよっかなぁ」
ただでさえ背の高い宮くんや
取れっこないと思っとるんやろう
ピョンピョンとんでも届かない
貴「うちのプリン!!」
侑「なんや積極的やなぁ」
貴「!!!」
詰め寄りすぎて身体が密着しとることに今更気づいた
そのまま腰に手を回される
慌てて逃げようとしても間に合わんかった
貴「ちょっ...」
侑「プリン返して欲しいんやろ、そのまま聞いてや」
ギュッと抱きしめられる
顔が熱い...心臓はやい...あかん
侑「...あん時は...すまん。...でも、Aに避けられるん結構辛いねん」
弱々しい声
侑「...普通に友達でおろうって言うたやん...」
貴「あ.....」
抱きしめる力が強くなる
...うちは...
貴「...ごめん.....そうやね...友達...やもん。」
男女の友達は...抱きしめたりとかせん
わかっとる...わかっとるのに
宮くんを抱き締め返してしまった
うちはまた、初瀬さんを裏切ってしもた
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うえ - 次の更新がたのしみです。 (2018年2月12日 9時) (レス) id: 4f42ac996d (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - なっぱこったさん» すみません!!。゚(゚^ω^゚)゚。完全に間違えました直しますっ!!! (2018年1月8日 13時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
なっぱこった(プロフ) - 角名くんは標準語を喋ります… (2018年1月8日 8時) (レス) id: fd8eab856f (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - みやんさん» おめでとうございます!!よろしくお願いします!!頑張りますね!!(´˘`*) (2018年1月1日 18時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
みやん(プロフ) - 明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします!更新楽しみです! (2018年1月1日 0時) (レス) id: 2a01096d22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天寿 | 作成日時:2017年12月16日 23時