47話 愛について ページ24
引き続き侑Side
昼休み
約束どおり俺は音楽室に来た
千雅「宮くんっ、良かった、来てくれたんやな」
侑「おん、それで、話ってなんや?」
千雅「あんな、御門さんの、事やねんけど。今日様子がおかしかったやろ?」
侑「せやな、いつものAちゃうかったな」
千雅「昨日の帰りな、い、色々あってな、うち、御門さんの鈴.....壊してしもて...」
侑「...鈴を壊した?」
千雅「わ、わざとじゃないねん!ちょっとした弾みに...そしたら急にあんな風になってしもて...うち、怖くて...」
侑「なんでそんなことになったん」
千雅「っ...う、うちが、宮くんのこと取られとうなくて、そしたらちょっと言い合いになってしもて...」
...ちぃちゃんとは、もうちゃんと別れた方がええな
侑「...ちぃちゃん、俺ら別れよか」
千雅「っ!?や、嫌や!!うち、宮くんやないと...」
侑「俺、Aが好きや。もうちぃちゃんのこと愛せんよ」
千雅「そんな...っ...」
大きな瞳に涙が溜まっていく
そんなちぃちゃんの後にある窓からAが見えた
侑「...っ!?」
千雅「ま、待って宮くん!!行かんといてっ!」
焦って音楽室を飛び出す
ちぃちゃんの静止も聞かずに
走る
窓から見えた
体育館倉庫に連れ込まれるAの姿が
相手はイケメンで有名なバスケ部のキャプテンや
女遊びも激しい言われてる奴や
間に合えっ!!
そうしてたどり着いた倉庫の扉を勢いよく開ける
案の定、そこには下半身むき出しでAにかぶさるクソ野郎がおった
そいつのみぞおちに膝蹴りを食らわして横に転がす
1発KOやった
もそりと起き上がるA
今の今まで自分を犯そうとしとった男を興味なさげに見てから俺へ視線を向ける
シャツは肩までずり落ち下着は外されスカートは捲りあがったままやった
侑「...はぁ、お前、どういうつもりや...」
貴「...怒っとる?」
侑「怒っとる。俺以外の男に肌見せるとか、お仕置きされたいんか」
着ていたカーディガンを被せて抱きしめる
貴「──...くふっ...うちを1人きりにした、悪い侑にこそおしおきが必要やろ?」
...つまりはそういうことやった
俺がいなくて寂しかったから他の男に着いてった
Aを一人にした俺がアカンかった...と
こいつはアカン
ちぃちゃんより貞操観念ガバガバや
俺が付いてへんとなにするか分からん...
?「...」
俺らは影から見つめる視線には気付かずにその場を後にした
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うえ - 次の更新がたのしみです。 (2018年2月12日 9時) (レス) id: 4f42ac996d (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - なっぱこったさん» すみません!!。゚(゚^ω^゚)゚。完全に間違えました直しますっ!!! (2018年1月8日 13時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
なっぱこった(プロフ) - 角名くんは標準語を喋ります… (2018年1月8日 8時) (レス) id: fd8eab856f (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - みやんさん» おめでとうございます!!よろしくお願いします!!頑張りますね!!(´˘`*) (2018年1月1日 18時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
みやん(プロフ) - 明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします!更新楽しみです! (2018年1月1日 0時) (レス) id: 2a01096d22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天寿 | 作成日時:2017年12月16日 23時