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突っ立っている場合ではない。
急いで医療部と、ぴくと様に伝えなければ。
此方へ、と生き残っている人たちを
安全な所に移動させ、
必死に走る。
ふと目に入った時刻は早朝５時、たしかぴくと様が私に布団に
潜り込んで来るであろう時間だった。
きっと違和感に気づいてくれると信じる。
城へはいると、私の部屋の方向から
物凄い殺気が伝わってくるのを感じた。
「A、？」
彼は私を見つけた途端、纏っていた殺気は消えて
息苦しさがふ、と消えていった。
一息つくと、ぴくと様は何処にいってたのと
私に抱きつきながら聞いてくる。
『はやく、城下町へ医療部と一緒に来てください、』
少し震えた声で、懇願するように言う。
そうすると、いつもと違う様子に気がついたのか
真剣な顔つきで分かった、と頷き
城下町へと行く指示を出し始めた。
続く (更新停止中)
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ゼロ(プロフ) - 最近更新頻度高くて嬉しいです！作者様のペースで更新して下さいね！これからも応援しています！ (2022年7月21日 18時) (
レス) id: 77487c3926 (このIDを非表示/違反報告)
syou - お体に気を付けて、更新頑張ってください！応援してます！ (2022年5月31日 22時) (レス) id: cc641150c5 (このIDを非表示/違反報告)
syou - とても面白かったです！透き通った水彩のような・・・そんな美しい文で思わず心が奪われました。会話も人間味のある面白い、とても良い物語でした (2022年5月31日 22時) (レス) id: cc641150c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ますえんす。 | 作成日時：2022年5月15日 20時
