３ ページ3
ぴくと様の元を離れ、自室へと戻る。
彼の謎過ぎる行動に頭を悩ませながらも、
私は準備が終わり足早に部屋を出ていた。
まずは、新しい部屋の掃除。
さっきもちらっと語ったが、新しい幹部用の、だ。
相当ぴくと様と新しい幹部様は仲が良い様で、
ちゃんと綺麗にしてね、と
ぴくと様にしては珍しく強めに"命令"を
私に下したのだ。
あの時彼は
なんとも言えない圧があったような気がする。
掃除はどちらかといえば得意なので、
テキパキと終わらせた。
荷物運びは兵がやることだから少し
やりやすいように荷物を運ぼうと思う。
だが、最初から幹部が動きやすい状態になるとまずい。
そう思いゆっくり進めようとしたとたん
甲高い、女性の悲鳴が聞こえてきた。
私は、溜め息をついてまたか、なんて言葉をを漏らす。
少し深呼吸をしてから"お仕事"をしに行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゼロ(プロフ) - 最近更新頻度高くて嬉しいです！作者様のペースで更新して下さいね！これからも応援しています！ (2022年7月21日 18時) (
レス) id: 77487c3926 (このIDを非表示/違反報告)
syou - お体に気を付けて、更新頑張ってください！応援してます！ (2022年5月31日 22時) (レス) id: cc641150c5 (このIDを非表示/違反報告)
syou - とても面白かったです！透き通った水彩のような・・・そんな美しい文で思わず心が奪われました。会話も人間味のある面白い、とても良い物語でした (2022年5月31日 22時) (レス) id: cc641150c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ますえんす。 | 作成日時：2022年5月15日 20時
