#2 蘇る、【碧棺左馬刻】 ページ2
鬱文章が書きたくなったがためのサマトキサマ。個人的にサマトキサマの過去の暗さがひたすらに萌えポイント。
▼夢主ちゃんが自 殺未遂起こしてる
▼過去妄想アリ
▼左馬刻sideでお送りします
______銃兎と電話中に、ふと嫌な予感がした。
「あー…急用出来たわ」
プツリと有無を言わさずに通話を切ると、たまたま通りかかったAの住むマンションが目に入る。エレベーターに乗り、Aの住む階まで上がっていくのと同時に先程感じた嫌な予感が膨らんでいくような気がした。
「おいA…A?」
合鍵を使い扉を開ける。どうせ左馬刻以外に渡す人いないし、とAから前に渡されたものだ。だが何時もなら笑顔で俺を出迎えてくれる筈のAは居なく、返事さえも返ってこない。
嫌な予感が最高潮に達し、乱雑に靴を脱ぎ部屋の中に入り何時もAが居るリビングへ向かった。もしかしたら寝ているだけかもしれない、という淡い期待を胸に早くなる鼓動を押さえつけた。
…がその淡い期待は一瞬で打ち砕かれる。
____Aが、吊るされた縄に首を通していた。
「ッおい馬鹿かお前!何、してんだ!」
虚ろな目をしたAの頬を叩くと、びくりと反応する。真白な肌には赤い後がくっきりと残っていた。
……思い出したくもないあの日の記憶が脳裏を過る。
『ごほっ、っはぁ、は、っあ、さ、まとき』
「何でこんなことしたんだ、おい、A、っは、何で、何で」
ぐるぐるとあの日の記憶が脳裏に現れては消える。部屋全体に飛び散った血液、血まみれで息絶える親父の姿、そして、天井からぶら下げた縄に体重をかけ、淀みきった虚ろな目をした母の姿……断片的に現れるその記憶から逃れるためからなのか、冷えきったAに温もりを与えるためからなのか、俺は気付かぬうちにAの事を抱き締めていた。
『ッ左馬、刻…」
「やめろ、話しかけるな…!」
Aの事を判りきっていると信じていた自分が腹立たしい。結局自分はAの事を何も判っていなかった。視界が揺らぐ。息がしづらい。自分よりAの方が辛いのに、あの日のことを思い出して頭が正常に動かなくなる。
『…ごめん、なさい』
………ああ、こんな事を言わせたい訳じゃないのに。せめてもの慰めとして、Aに優しく唇を落とす。
_________いっそこのまま二人で死んでしまいたい。そんなAの思いは涙に溶けていった。
駄文ェ…
共依存的なのが書きたかった無理だった←
作者からダイナミック謝罪&デスリス感想→←#1 それは嘘か真か【夢野幻太郎】
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杏 - あばばばばばばばやばぇ。あなたは神か。夢野さんがぁ...かっこよい。なんかもう語彙力。素晴らしかったですぅぅぅ (2018年12月10日 22時) (レス) id: f625d8d1b5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 訂正して下さって、ありがとうございました。 (2018年11月10日 11時) (レス) id: f0936df260 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - はじめまして、こんにちは。コメント失礼します。いきなりで申し訳ないのですが、斉藤壮馬さんの斉の字が斎になっていて違うと思うので、訂正お願いします。斉藤壮馬さんが好きなので、名前を間違われるのは嫌なので言わせていただきます。 (2018年11月10日 11時) (レス) id: f0936df260 (このIDを非表示/違反報告)
詩乃(プロフ) - やっほー見たよー!面白いっすよ!お気に入り登録したよん(*´ω`*) (2018年11月8日 6時) (レス) id: 37a976e12a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒桂野_麻痺 | 作成日時:2018年11月8日 0時