【進撃の巨人】目を奪う少女【リヴァイ】part2 (ページ7)

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第54話ページ7

----------------------訓練兵時代-----------------------

「やっぱり・・・私、対人苦手だな・・・・」

今日も私は一勝もできなかった

このままだと卒業できなくなって・・・開拓地送りにされちゃうよ

そんなことを考えながらとぼとぼ歩いていると
前からアニが近付いてきた

ｱﾆ「どうした、そんな顔して・・・」

今にも泣きそうだったのだろう
アニは心配そうに声をかけてきてくれた

「あ・・・あのね、私、対人が苦手で・・・
このままだと開拓地送りにされちゃうんじゃないかって心配なの・・・」

彼女はもともとよく話すほうではない

どちらかというと一人でいることのほうが多い気がした

でも、私は自分と似ているような気がしていてとてもアニに興味を持っていた

ｱﾆ「なら、私が練習相手になってやるよ」

「え・・？いいの？」

ｱﾆ「あぁ、だが・・・手加減はしない」

アニの言葉はほんとだった

一切の妥協なしで私に向かってきてくれた

でも、それは私にとってとてもうれしいことであった

「アニは強いね・・・・」

練習あと、地面に座り込んでアニと話をしていた

ｱﾆ「Aは人に慣れてないだけ
それがなければ、かなり強いはずだよ」

アニの言葉にうれしくなった私は、にっこりとほほ笑み彼女は見た

アニも少しだけ笑っていてくれた気がした

どうして・・・アニが私たちを襲うの？
エレンを狙っているの？

なにかの間違いだと言ってほしかった

なにかの間違いだと思いたかった

でも、あの女型の構えをみて確信してしまった

練習によく付き合ってもらってたからわかる
彼女の構え

アニ・・・・・あなたは一体なにものなの・・・