【進撃の巨人】目を奪う少女【リヴァイ】part2 (ページ5)

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第53話ページ5

数十メートル先からけたたましい足音とともに

こちらへと向かってくる女型

体勢を立て直した私は、数メートル先にいるペトラさんたちに叫んだ

「みなさん！！！私が足止めします！！！エレンをつれて逃げてください！！！」

ﾍﾟﾄﾗ「何いってるの！！！Aも一緒に行くのよ！！！！！」

「私は、兵長に心臓を捧げると誓いました！！！
つまり、あなたたちリヴァイ班のみなさんにも私は心臓を捧げるつもりです！！！」

ﾍﾟﾄﾗ「でも・・・・Aが・・・！！！」

「それに・・・あななたちを＿＿＿＿＿＿兵長の姿を私は＿＿＿＿＿＿＿！！！」

私の真剣なまなざしが届いたのであろう

ペトラさんは意を決したように

エレンを連れて、来た道を戻って行った

「私は死なない！！！！すぐに追いつきます！！！」

これで・・・・よかったんだ

死んでも・・・

ここは通さない！！！！

みんなのもとには

行かせない・・・！！！！！！！

私はガスをふかし、女型のほうへ向かっていった

走ってくる女型の後ろに回り込み、足を切りつける

とりあえず、動きを封じてやる！！！

高速で木の間を起動し、女型の足の筋肉を削ぎ落す

女型はバランスを崩し、前のめりに倒れた

次は立ち上がれないように、腕の筋肉を削ぎ落す

「・・・これで・・・数分はもつ・・・

また再生したら

私が削いであげるから・・・」

地面に伏せている女型の前へ木の上から下りる

私は女型にゆっくりと近づきながら話しかけた

「あなたもエレンみたいに巨人になれる人間ってやつなんでしょ・・・？

よく顔見せてよ」

女型の目の前まで来て、ヤツの髪をブレードで持ち上げ

顔を確認した

手が震え、顔がこわばる

自分でも動揺しているのがわかる

こいつ・・・・

この子・・・・・

私・・・・・知ってる・・・・

でも、まさか・・・・・

その瞬間だった

私の体は女型につかまり、木へと投げ飛ばされていた