【進撃の巨人】目を奪う少女【リヴァイ】part2 (ページ2)

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第50話ページ2

リヴァイside

2週間後の壁外調査が決まった

今回は、女型の巨人の捕獲を目的としている

しかし、この目的を知っているのは、俺を含むごくわずかの人間

というものの、女型の巨人はエレンと同様

巨人化能力を有する人間である可能性があり

その正体が兵団内のものである可能性が高いためだった

女型の目的はエレンを奪取であることに気づいたエルヴィンは

俺たちリヴァイ班にエレンの護送という名目で巨大樹の森へ女型を誘い込むよう言ってきた

簡単にいえば、囮・・・・ってことだ

会議室で話すエルヴィンの顔は真剣そのものだった

これが人間にとって第一歩になる可能性が高い

エルヴィンもそりゃぁ力が入るだろう

ｴﾙｳﾞｨﾝ「今回、Aにはリヴァイ班とともに行動してもらう」

「・・・・は？」

エルヴィンの発言に俺は机をバンっと叩き

その場に立ちあがった

「おい、何いってんだ、Aはハンジの班だろうが！！」

エルヴィンは重い口を開け、俺をじっと見て、そして静かに話す

ｴﾙｳﾞｨﾝ「今回の捕獲作戦は、絶対に成功させなせればならない
　多くの犠牲もあるだろう・・・
　 Aの戦闘力はお前がよくわかってるはずだ
　女型と対戦する可能性が高い以上、彼女に出来るだけ最前線にいてもらいたい」

Aを俺の班・・・・

最前線に・・・

あいつを・・・

行かせる・・・

たしかにあいつの腕は確かだ

立体起動の無駄もない

スピードや正確さなら俺や班員以上だろう

ただ、実践が少なすぎる

いくら強くったって、実践で役に立つかわからない

もしかしたら、命を落とす可能性だってある

会議のあと、班の4人とA、エレンを談話室に集め

さきほどの話をした

Aは俺の班と行動できることを、とても喜んでいるようだった

その姿をみて、俺は心の中で誓った

A、お前は俺が必ず守る・・・

それからの2週間はあっという間に過ぎた

そして、作戦当日へとなった