＊ ページ37
優太side
それから、点滴が終わるまでずっとそばにいてくれた櫻井先生。
廉「ん、、しょ…ちゃん、」
翔「あ、廉おきたね、おはよう」
廉「おはよ…」
翔「どう？少しはしんどさ違う？」
その櫻井先生の問いかけに
小さくコクンと頷いた廉。
確かに、顔色も戻って来てるし
大分呼吸も楽そう。
そんな廉の様子にホッと肩を撫でおろした。
廉「あり…がと、来てくれて…」
翔「当たり前じゃん。廉の主治医なんだからさ」
廉「ん」
それからいつも服用してる薬と
発作止めのお薬を何個か貰って
その場で会計を済ませた。
翔「じゃあ廉、また明日の夕方頃来るけど、その前にしんどいとか痛いとか発作出たとかなったら遠慮しないで翔ちゃんに電話して？」
廉「ん、、わかった」
翔「よし。じゃあお父さん、また明日の夕方来ますね」
「ありがとうございます」
櫻井先生を玄関まで送り届けて
和室に戻ると、廉は横になってた。
＊
＊
廉「あ、父さん…」
「ん？どうした？」
廉の傍に戻って、胡坐をかいて座ってると
俺の名前を呼ぶ廉。
廉「喉、乾いた…」
「あぁ、ごめんな。はい、どうぞ。お水」
廉「ありがと…」
そういや、さっき水分補給させてから
暫く取ってなかったなと思いながら
廉にお水を手渡す。
「廉」
廉「ん？」
「さっき櫻井先生も言ってたけどさ」
廉「おん」
廉が少し回復してきたのを見計らって…
伝えたかったことを少しだけ伝えてみる。
「しんどいとか、苦しいとか、痛いとかあったら…何も遠慮しないで迷惑とか負担とか考えないで、素直に父さんに教えてくれていいからな」
廉「っ…」
「その方が父さん嬉しいし、助かるから」
廉「ん、、」
「息子を守るのが父さんの務め、だからさ」
そう言うと、なんそれ
何て言いながら、いつもの廉らしい笑顔を見せてくれた。
＊
＊
それから夕方…
海人、紫耀、玄樹、勇太の4人が帰ってきて
より一層騒がしくなるわが家。
海「それでね！」
廉「ふはっ、良かったやん、結果的に」
海「うん！」
みんな、自然と廉の元に集まって
その日あったことを共有してる。
そんな元気いっぱいの声をBGMに
俺は夕飯の支度を1人もくもくと進めた＿＿＿。
＊
＊
＊
「ほい、夕飯」
「「はぁーい」」
夕飯が出来上がった頃には廉もすっかり回復してて
こっちまで歩いてきて、皆と食卓を囲んでた＿＿。
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黒瀬優花(プロフ) - あいこさん» あいこさんこんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。そしてそう言ってくださりありがとうございます。こちらの更新が中々出来ずすいません。今現在構成を考えている最中ですので、更新再開までもうしばらくお待ちくださると嬉しいです (2022年6月4日 21時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ - いつも読んでます！ (2022年6月4日 17時) (レス) @page49 id: 9039b1adc5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ゆうさん» ゆうさん、こんにちは。謝らないでください。伝えてくださるって事だけで嬉しいです！こちらこそありがとうございます。完結後も何度も読んでくださると嬉しいです。私なりのペースで最終回まで走っていきますのでよろしくお願いしますm(__)m (2022年4月2日 9時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 黒瀬優花さん» いつも楽しみにしてるって事を日頃からお伝えできてたらよかったですね、すみません！いつもありがとうございます♡きっと他にもこの物語の更新もすごく楽しみな方がたくさんいると思います。完結してもまた何度も読ませていただきますね☆これからも応援しています (2022年4月1日 21時) (レス) id: 91dc508731 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ゆうさん» ゆうさんはじめまして。コメント下さりありがとうございます。そう言って頂けることが滅多にないのでとっても嬉しいです泣完結してもこの作品は残ってるので、読んでくださると嬉しいです^^完結まで見守ってくださると嬉しいです (2022年4月1日 14時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年1月9日 11時
