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二「で、名前は?」
『あ、平山Aです・・』
二「Aちゃんね!何歳なの?俺らとそんな変わんないよね?」
『いや、あの29歳になります。すみません・・』
二「全然見えないんだけどっ」
千「っていうか、ニカ。Aさんのこと知らなすぎでしょ」
二「いや、だって、俺たちさっき初めて会ったんだもん」
千「さっきって、あんな道路のど真ん中でナンパしてたの?!」
二「違うっつーの。たまたま居酒屋に入ったらAちゃんも1人で入ってて、それで少し話してたの」
千「それナンパじゃん。ねぇ、Aさん」
『確かにそれは思う・・』
二「違うって!この人、俺のこと二階堂高嗣のそっくりさんだって言って、ホンモノなのに全然信じてくれなかったんだもん。だから千賀呼んでホンモノだって証明した」
千「あー、それで俺今アッシーにされてるのね」
二「そう!あははっ」
『本当に仲良しなんですね。ふふっ』
千「その感じだと、キスマイのこと結構知ってる感じ?」
二「どうする?平成ジャンプのファンです、とか言われたら」
千「うわぁー、それありそう」
・・・言っていいものか悩む。
キスマイの、しかもニカちゃんのファンだと本人に伝えたい。
でも、言ってもし喜んでくれなかったら?
変な空気になっちゃったら?
どうしよう・・でも・・・
二「あれ?当たり?まじかー」
千「ジャンプの誰ー?」
『あっ、いや、あの・・ごめんなさいっ』。
千「えっ?」
『・・・実は私が今日ここにいるのって、番協が理由で・・。私キスマイのファンなんですっ!ごめんなさい、本当にごめんなさい』
二「まじか」
千「え、っていうかなんで謝るの?」
『だって、ファンなのにこんな軽率な行動・・』
二「あー・・・千賀さんの車乗ったり?」
『でも私SNSは見る専門なので、つぶやいたりしませんっ!今日このことも絶対絶対誰にも言いません!ていうか、もうその辺で降ろしてもらって大丈夫です!もう私十分幸せでしたし、万が一誰かに見られてあることないこと拡散されてキスマイの評判下がったら耐えられないし、』
二「待った待った。情報多すぎてついていけないから」
千「俺は、こんな時間に女の子1人で外に放り出すとかできないし。落ち着いて、Aさん」
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作者名:めいめみ | 作成日時:2017年9月15日 11時