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半ば強引に運転席の前に立たされる。
運転席には夜なのにサングラスをかけた派手めな男。



怖すぎるっ・・・!



運転席の窓が開いて、運転席に座る男が「どうもー!」と言った。
これはまた聞き覚えのある声。
そしてサングラスをしているにもかかわらず、見覚えのある顔立ち。



『・・・っ!?えっ!?』



運転席に座る人と、さっきまで一緒に話していた人。
その2人の顔を見比べるかのように、何度も見た。



『いや・・・いやいやいや・・・』

?「ねー、まだ信じない?」

?「二階堂なに?俺この状況についていけてないんだけど」

『いや、まさか・・・いや・・』

?「はい、あなたのお名前は?」

?「え、千賀健永?」

?「語尾にハテナつけるのやめて。お姉さんにまた疑われるから。くくっ」

?「どういうこと、ニカ。わかんない。で、こちらはどなた?」

?「あ、名前!なに?!」

?「えっ?!ニカの知り合いじゃないの?!何やってんの?!」

『あ・・え、と』



完全にパニックだ。
車に乗ってる人は千賀健永だって言うし、
私の隣にいる人は二階堂高嗣だって言う。
しかもその2人は見た目や声は完璧なほど似ている。



『ホ、ホンモノ・・?』

二「あー、やっと信じてくれた!」

千「なに?なにが?!」

『いや、だって・・・嘘だ・・』

二「いや、見て。どう見てもホンモノでしょ」

『あ、えっと・・どうしよ・・さっきはごめんなさいっ』

二「えぇー、許せない」

千「あの、とりあえずさ、ここにずっと車停めれないから。乗ってくれない?」

二「あー、ごめん。はい、お姉さんも」

『えっ?!わ、私もですか?!!』

二「だって、アイドルがこんなところで立ち話はまずいって」

『あっ、それも確かにっ・・・。いや、でも私は歩いてっ』

二「何もしないからっ、ね?はい、後ろ乗って」

千「ニカ、強引すぎない?」

二「フライデーされたらヤバいの千賀さんだからね。これ千賀さんの車だし。ははっ」

千「うわ、ちょっと待って。困る。早く乗って!」

『え、あ、』



有無を言わさず後部座席に座ることになった。
今日は初めて番協に参加できて幸せだと思っていたら、
自担に遭遇しおしゃべりできて
さらには一緒に車に乗っているこの状況。



夢、かな?

いっそのこと夢でもいい。
だってこんなことって、奇跡としか言いようがない。

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設定タグ:キスマイ , 二階堂高嗣 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:タレント
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作者名:めいめみ | 作成日時:2017年9月15日 11時

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