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レベル4
「 ことりさま、正直に言ってください! 」
「 ふっか、お顔怖い。 近づくとすごーく大きく見える 」
迫力ある大顔面に後ずさることり
それにはお構いなしに近づく辰哉
「 俺の顔は気にしなくていいんです!
それよりも謙太郎様のことなんですよ 」
あなたが気にしなくても、ことりは気にしています
「 謙太郎さま? 」
「 どう思ってらっしゃいますか? 」
「 どうって・・・ 」
ことりは返事に困ってしまいました
言葉が見つからずやっと返せたのは・・・
「 ねえ、ふっか
わたしは謙太郎さまをどう思えばいいの? 」
「 えぇっ? 」
今度は辰哉が返事に困ってしまいました
そして気づいたのです
目の前の少女がまだ恋を知らないことに・・・
「 ふっかに言われた通り、謙太郎さまのこと沢山知ったよ 」
紅茶よりコーヒーが好きとか ―――
甘いものを頬張るとき一瞬笑顔になるとか ―――
「 外から戻った時は、すごく苦しそうな顔してて・・・ 」
「 えっ? 」
辰哉はこの言葉に驚きました
ことりは謙太郎がグループ内で孤立しているなんて知らないはずなのに
「 あ・・りがとう、ございます 」
鼻の奥がツンとする感覚を我慢しながらことりに伝えます
いつか・・・
自分以上に謙太郎を理解してくれる存在になる予感を感じながら
「 焦らずにいきましょうか 」
「 う、うん? 」
ことりには辰哉の決意が理解できなかったようです
【 辰哉は忍耐を覚えました 】
そして
【 ことりは夫を観察することを覚え・・・ていました 】
★★★★
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姫保(プロフ) - 優希さん» コメントありがとうございます。これからもキュンキュンなお話を書いていきたいと思います。 (2015年12月4日 19時) (レス) id: 29b0e5addf (このIDを非表示/違反報告)
優希 - 第1シリーズ完結お疲れ様です!めっちゃキュンキュンして2人が可愛かったです! (2015年12月4日 11時) (レス) id: 0f9364f020 (このIDを非表示/違反報告)
姫保(プロフ) - m1m0wmさん» ありがとうございます。もう感謝の気持ちと言葉しかありません!何回も繰り返し読んでいただけて、私もおやゆび王子達も幸せいっぱいです。 (2015年8月6日 23時) (レス) id: 000b5a5ba0 (このIDを非表示/違反報告)
m1m0wm(プロフ) - 読ませていただきました!想像したときの2人が可愛すぎて癒されました。このお話ダイスキすぎて何回も繰り返し読ませてもらってます (2015年8月6日 20時) (レス) id: 2659e69228 (このIDを非表示/違反報告)
姫保(プロフ) - NONAMEさん» うふふ・・・疲れがとびました。コメントありがとうございます(*´▽`*) (2015年6月3日 1時) (レス) id: 000b5a5ba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫保 | 作成日時:2015年4月12日 22時