検索窓
今日:21 hit、昨日:6 hit、合計:778,233 hit

松川くんの反応 ページ4

松川くんと一緒に帰る約束をしていたため、彼の部活が終わるのを教室で待っていました。

何か悪戯をしたくなったので、部活が終わる時間を見計らって、狸寝入りをして彼の反応を見てみることにしました。



【検証】


「ういー。」


お気楽な挨拶とともにやってきた彼が、松川一静くんです。


「おーっと、お休みタイム?」


机に頭を預けて、寝ている私。
そんな私を、じーっと観察してくる彼。


「んー。」


何か1つの結論に達した様子の彼は…


「そうでも、なさそうだな。」


後ろから覆いかぶさると、顔を私の耳の近くに寄せたあと、


「ひゃうっ!?」


耳を舐めてきました。我ながらかわいくない声…とか思っていたら、今度は彼の声が耳元で聞こえてきました。


「俺を騙そうとか、いい度胸してんじゃん?」



【まとめ】


・ばれています

・バレる要素はなかったはずなのに…!

・お色気コンビの片割れだけあって、色気がハンパないです。



【ネタばらし】


「ちょっ、と!や、やめっっ!耳元で喋る、とか…!」


「寝てるのに感じるとか、何、変態なの?あ、変態か(笑)」


「うる、っさ、い!」


「ん、なんて?一静のことが好きって?」


太ももに手を置きながら、喋ってくる一静くん。


「言ってな、い、!アホっ!」


「えー、じゃあ嫌いなわけ?」


ああ、なんとタチが悪いんでしょうか。この人は。


「す、好きよ!悪かったわね!大好きよ!!」


「あーこれは、やべぇな。ツンデレ、たまんねぇ(笑)」


ふっ、と笑うと、私の頬を撫でる彼。


「さぁて、色々と責任でも取ってもらおうか?」


「色々とってなに…」


「んー、まず1つは俺を騙した罰」


なぜか、ひょいっと抱き上げられて、机に座らされました。


「2つ目は…俺を興奮させた罰?」


「は?!って、んんっ……」


彼の体重を受け止めるように、後ろに倒れる私の体。そしてそのまま、深ーい口づけをされて…


「お前もその気っしょ??」


誰もいない教室。でも誰が来てもおかしくない教室。スリルと共に甘いひとときを。

花巻くんの反応→←岩泉くんの反応



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (879 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1436人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , ○○した結果 , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:和紗 | 作成日時:2016年4月19日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。