青城マネは喋れない!!【ハイキュー！！】 (ページ18)

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17言目ページ18

Aサイド

一旦、ピンク野郎先輩を睨み付けるのを止めてふと考える

……普通に考えたら、だけど…

『何故、岩泉先輩自身が来てくれなかったんでしょう?』

「ほほぅ、なるほど、紫吹は俺たちだと不満ですか。ねぇ?酷いと思いません?奥様」

「あら、本当。紫吹さんがそんな薄情な人だとは知りませんでしたわ」

『いや、そういう意味ではなくて』

唐突に始まる、お色気二人による茶番劇
本当に息ぴったりですね!!

『わざわざお二人に頼む理由が分からない、という意味なのですが』

「あぁ、そゆこと。」

「なんか、「心臓が持たねぇ」って言ってたぞー?」

紫吹なんかしたのか?と聞かれた
と、言われましても……

あ、そういえば言い忘れてた
じゃなくて書き忘れてた

『準備、手伝ってくださってありがとうございます』

「別に良いって、そーゆーの」

「怪我人は労わるもんだろ」

ひぇー、優しい
どこぞの般若さんとは大違いだね!!

『いえ、助かったのは事実ですので』

「んー、じゃあ一つだけ聞いていいか?」

『はい、私に答えられる範囲であれば』

松川先輩とピンク野郎先輩が何やらコソコソ話したかと思ったら……

「「胡桃って、仕事してないよな?」」

……話し合う必要あったのか?と思うほどド直球に聞いてきた

『はい』

まぁ、日芽香ちゃんを庇う義務も義理もないので即答しますが

「ほらな?言ったろ?松」

「ん～、確かに今も来てないもんな～胡桃」

松川先輩……日芽香ちゃんが仕事してないって確信持ててなかったのに手伝ってくれたのか……

「まぁ、今までお疲れさん」

「この量一人でこなしてたんだな～、紫吹って。偉いぞ～」

お二人に頭をガシガシガシガシ～っと撫でられる

……善意でやってることだろうから髪型崩れたことは怒らないでおこう