Liar:30 重岡side ページ31
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望｢っ…しげ……これなんやねん…｣
部屋で目覚めたら小瀧がおらんだから探しに来たら……このざまや｡
小瀧に見られてもうたわ……俺の"コレクション"｡
重岡｢…俺の宝物やねん､これ｣
俺は若干ふらふらしながら部屋に入っていった｡
重岡｢かわええやろ…全部……wﾊﾊｯ…これなぁ…俺の唯一の癒やしやねん…ww｣
望｢…………狂っとる｣
重岡｢何とでも言えや…お前にどう言われようが､俺には何の支障もないわ｣
声が震えとる小瀧に冷たく言い放った｡
望｢……なんで…こんな……｣
………は??
重岡｢……なんでって……普通のことやろ??｣
望｢ぇ……??｣
重岡｢……お前が俺に抱いとる感情と同じようなもんやわ｣
望｢っ…何で知って………｣
重岡｢普段の様子見てたらわかるわ｡どーせ､お前も俺のこと縛り付けたいとか思っとんやろ｣
望｢!!俺のしげへの思いは純情なもんや!!!!しげみたいに狂った感情やない!!!!!!｣
……なんやそれ…
重岡｢…じゃあ………お前は俺が他の人とイチャイチャしたり､話したり､抱き合ったりしとるとこ見て何とも思わんのか!?!?!?
んなわけないやろ!!!!
いっつも苦しそうに見とるやんけ!!!!｣
望｢っ…………｣
重岡｢……ﾊｯ……嫌いになったやろ､俺んことwwお前も…選ぶ男間違えたなwww｣
うつむく小瀧に俺は追い打ちをかけた｡
重岡｢俺は…お前になんて興味ないねん｣
望｢!!!!!!!!…っ……
ﾊﾊｯ…｣
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作者名：霧咲シク
| 作成日時：2019年7月13日 12時
