【Fischer's】夢のまた夢の話【シルク】

Episode.6 ページ7

千佳 「あのさ、」

A 「ん？」

千佳 「このクラス女子沢山いるよね」

A 「うん」

千佳 「なんでうちら3人ばっか
告白されるわけ？」

奈々 「さぁ？w」
※〇〇ちゃん名前決まりました。わら

A 「ふたりが可愛いから
私巻き込まれてる←」

千佳 「なわけww」

そんな話を放課後していると･･･

絹張 「なぁ奈々！」

A ピクッ

奈々 「ん？どうしたの？」

絹張 「明日カラオケいこー！」

奈々 「誰がくるのー？」

絹張 「俺、ンダホ、ぺけ！」

奈々は一瞬ニヤリと笑い
Aを見た。

奈々 「じゃあうちら3人の6人で行こ♪」

A 「えっ!?ちょ奈々ちゃん///」

絹張 「おっけ、決まり！」

そう言うと絹張さんは仲間の元へ帰った。

千佳 「奈々ナイス♡」にやにや

奈々 「さすが私でしょ♡」にやにや

A 「心臓トビデソウデス」

千佳 「まぁ楽しも？w」

A 「うーん･･･」

嫌ではなかったが
嬉しくもなかった。
カラオケは大好きだけど
歌える気もしないし
あの絹張さんと･･･
なんて事を考えていて
教室をみると私たちだけになっていた。

奈々 「そろそろ帰ろっか♪」

私たちは帰ろうと下駄箱まで行き
靴を履こうとした時
私は忘れ物を思い出した。

A 「ごめん！忘れ物っ！
先に行ってて！」

私は教室に戻り忘れ物を
机から出していると･･･

絹張 「あ、坂田？だっけ」

A 「えっ？」

私の前には絹張さんが･･･
顔が熱くなるのがわかる。

絹張 「坂田なにしてんの？」

これが私と絹張さんの初めての会話だった。

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