【Fischer's】夢のまた夢の話【シルク】

Episode.22 ページ24

土曜日の朝･･･
いつもより目覚めがいい朝。

A 「土曜日･･･はっ！！」

時計をみると8時半。
私はなぜいつもギリギリなんだ･･･

A 「服･･･どうしよ･･･」

シルクに会うのにジャージ？
いやいや･･･スカート？
やる気ないと思われる･･･

A 「もー･･･わかんないー」

とりあえず動きやすい
可愛い服にして
髪はポニーテール。
シルクに負けないように。
シルクに可愛いと思えるように。

A 「なんか女の子みたい。はは
って女の子かw」

寂しく独り言を言ってると
時刻は9時になり
急いでパンとスクランブルエッグを
焼いて食べて
9時半に家を出た。

家から公園まで約25分
ゆっくりイヤホンで音楽を聞きながら
歩いていると
いきなり後ろから誰かに抱きつかれた。

A 「きゃー！！」

私は変質者だと思い叫び逃げた。
追いつかれてないか
後ろを振り返る。
そこには黒いキャップに
上下黒の服を着た男と
半袖に「動けるでぶ」と書かれた
服に半ズボンの男が走ってくる･･･

私は夢中で逃げたが
あの半袖の男･･･もしかして･･･？
と冷静に考えてイヤホンを外した。
すると･･･

シルク 「バカAまてー！わら」

ﾝﾀﾞﾎ 「はぁはぁ･･･A･･･まて･･･はぁ」

A 「シルク!?ンダホ!!」

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