【Fischer's】夢のまた夢の話【シルク】

Episode.16 ページ18

私達は地元で有名なカラオケ店へ来た。
ぺけたんが右側に座り
ンダホとシルクが左側へ。
すると千佳、奈々は右に座り
残った席が左側のシルクの隣･･･

さすがに隣は恥ずかしくて
私は躊躇していた。
千佳達はニヤニヤしながら
私を見てきたから
目で助けを求めた。でも結果は
ンダホみたいには助けてはくれず･･･
すると、、、

シルク 「なんしてんの？早く座れよw」

シルクが自分の横をポンポンする。
嫌がったら空気が悪くなる･･･
緊張する意味は無い！と考え
シルクの隣に座った。

シルク 「さっ！A一番にどーぞww」

A 「まじで無理だってぇ泣」

シルク 「忘れてたAがわりぃw」

私は歌える曲は沢山ある。
なんならヒトカラによく行く。
でも男の子と行ったことがなくて
一番に歌うにはハードルが高かった･･･

シルク 「ったくしゃーねぇな。」

シルクはそう言うと
私の頭をくしゃっと撫でて
デンモクを取り上げて
何曲か選んで私に見せた。

シルク 「どれか歌える？」

A 「あ、これ好きな歌」

シルク 「ん。おっけ」

シルクは私が選んだ歌を入れて
マイクを2本持ってきた。

シルク 「俺が一緒に歌ってやるよw」ニカッ

A 「あ、ありがとう///」

またあの笑顔･･･
意地悪なのに優しくしてくれる。
見てるだけのシルクより
話すシルクをみたい。
もっと仲良くなりたいと
心から思った。

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