日曜日の許可 ページ4
藤ヶ谷って やっぱり… もてるんだ…
あの お姉さんたちのだよね… ラブレター…
「藤ヶ谷だって 彼女 欲しいよね… 」
ベットの中 考えて 独り言を 言う。
『彼女』…
「いつかは、そういう人が出来ちゃうんだろうな〜… かっこいいもんね」
藤ヶ谷は…
背も高いし 優しいし 頭も良いし… イケメンだし…
「私とは 全然 違う人種かも… 」
なんか 落ち込んできた…
私なんて 頭は悪いし、気が強いし、生意気だし… 可愛くないし…
「はぁ〜… 」
雲泥の差、溜め息が出るよ…
こんな完璧な人って 世の中いるんだな…
「やめよ… 考えるの」
余計 落ち込んできたよ…
藤ヶ谷の『彼女』のことなんか 考えても仕方がないじゃん！
藤ヶ谷の意志で 選ぶんだから！
ん？なんで こんなこと考えてんのかな？ 私…
「アホらし… 寝よ… 」
布団を頭からかぶり 目を閉じて 眠りについた…
翌日…
「おはよう」
藤ヶ谷の 元気な声。
笑顔の 藤ヶ谷。
「おはよう〜♪」
私も 笑顔で挨拶。
「お母さんも おはよう！」
ん？
返事がない… 具合悪そう… ？
「お母さん、大丈夫？」
顔を 覗き込む。
「… 大丈夫よ。早く食べなさい」
目が 真っ赤。
どうしたんだろう…
お母さんに言われるがまま 朝食を取った。
「A、土曜日のことなんだけど… 」
藤ヶ谷の 病院に 付き添う日。
お母さん？難しい顔。
「お父さん 機嫌が悪いからね。あまり長いしちゃダメよ」
体調が 悪いのかな…
「… うん。顔だけ見せて帰る… 」
体調が悪くても 会いたい。
「太輔君も お願いね」
藤ヶ谷にも お願いした。
「はい… 」
藤ヶ谷も 頷きながら 返事をした。
土曜日… お父さんに 会えるのは 嬉しいけど…
苦しそうなお父さんは… 見たくないな…
ん？土曜日… あっ！！
「お母さん！日曜日なんだけど… 夕方からのお仕事でもいいかな？
藤ヶ谷たちと 遊園地に行きたいの」
お母さんが 頷く。
「いいわよ。行ってらっしゃい」
やった！
「藤ヶ谷！行っていいって！やった〜♪」
藤ヶ谷も 笑っている。
お母さんも 笑ってる♪
言ってみるもんだな〜 嬉しい！！
「私！皆の お弁当作るね♪」
藤ヶ谷の顔を 見た。
藤ヶ谷が 嬉しそうに 頷く。
それから 金曜日の夜まで 何事もなく日々を過ごした。
まさか、この時は、つらい土曜日になるなんて 思いもしなかった…
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2015年6月18日 1時) (
レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
ぷにゅぷにゅまろん*(プロフ) - いぇいぇー。こちらこそ、こんな素敵な作品に出逢わせていただきありがとうございます☆(＊´∀`/＊)私、俺足族のたいPファンなので、くしゃみがとまらない！ (2015年5月9日 20時) (レス) id: b1a590464e (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - ぷにゅぷにゅまろん*さん» 天才！？なんと！？私！？なんて言うことを言ってくれるの〜〜！！ありがとです。ぺこり。きゅんきゅんするとクシャミが出るの？？面白いですね！！小説のネタになりそう！！メモメモ… と。あ、初めまして亀しゃんです。長い「青蘭」を読んで頂きありがとうです！ (2015年5月9日 19時) (レス) id: 5525564cd8 (このIDを非表示/違反報告)
ぷにゅぷにゅまろん*(プロフ) - うわー。天才ですね!!胸が痛い。私って、きゅんきゅんするとくしゃみ出ちゃうんですけど、風邪引いたみたいになりました(笑)頑張って下さい♪ (2015年5月9日 13時) (レス) id: b1a590464e (このIDを非表示/違反報告)
りり - 凄い面白い (2014年4月4日 2時) (レス) id: a1b1fa48b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亀猫
| 作成日時：2012年6月23日 13時
