なぜですか? ページ14
◆ 藤ヶ谷・side ◆
「Aが 俺に… 惚れてる?」
本当か?それ…
「そう!間違いないと思うよ。そういうところ、洋子にそっくりだから」
洋子?あっ!お母さんの名前か!
洋子って言うんだ…
「でも、いくら似てても それは… 」
おじさんが 笑う。
「太輔君は、Aが好きかな?」
いっ!?
「えっ!? そ、その… 」
げ〜っ!?
困った!なんて答えたらいいんだろう!?
「あはははっ!もう十分わかったよ。ありがとう、太輔君」
ばればれだ…
「Aは 洋子と同じで かなり鈍いからな〜 君 苦労するよ。
でも、大丈夫。Aは もうすぐ気づくよ… 君の気持ちと、自分の
気持ちに」
おじさんが 頷く。
俺…
「俺… アイツが … Aが 好きです。でも、どうしていいか
わかんないんです… 人を好きになったのが 初めてだから… 」
正直に話す。
「初めて!?こんなにいい男なのに?」
おじさんが 驚いた顔になった。
「… いい男なんて… 全然… 逃げてばかりいます」
兄さんたちや 父さんから…
情けない…
「でも、Aからは 逃げないで 側にいてくれてるんだろ?」
それは、俺が 離れたくないから。
「俺は、嬉しいんだ。近くに Aを 俺の代わりに守ってくれる奴が
いてくれて」
俺の肩を 叩いた。
「これからも 守ってくれるかな?」
俺の目を 真剣な顔で見ていた。
俺は、Aを…
「はい!守ります。約束します」
俺の誓い。
「それと、お願いがある… 」
厳しい顔になった。
「俺… これから またこの病気と闘うけど …勝つつもりではいるが…
万が一 俺に何かあったら 洋子を… Aを 頼む」
俺に頭を 下げた!
「やめてください!そんなこと言わないでください!俺に頭なんか下げないで
ください!」
嫌だ!まるでいなくなるのを 覚悟しているみたいな台詞は!
「すまない… でも、俺には 君に頼るしか… 2人を守ってやれるすべがない…」
おじさん…
「… わかりました。でも、俺が守るのは Aだけです!お母さん…
洋子さんは、おじさんが守らないとダメです! 俺は、おじさんの代理を
少しの間 務めるだけです」
俺では 限界があるから…
「… ああ、そうだな、じゃあ、それまで頼むよ」
おじさんが 笑う。
「でも、なんで 俺なんですか?まだ 2回しか 会ってないのに… 」
こんなに 信頼してくれるのは 何でですか?
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あずきいろ
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由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2015年6月18日 1時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
ぷにゅぷにゅまろん*(プロフ) - いぇいぇー。こちらこそ、こんな素敵な作品に出逢わせていただきありがとうございます☆(*´∀`/*)私、俺足族のたいPファンなので、くしゃみがとまらない! (2015年5月9日 20時) (レス) id: b1a590464e (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - ぷにゅぷにゅまろん*さん» 天才!?なんと!?私!?なんて言うことを言ってくれるの〜〜!!ありがとです。ぺこり。きゅんきゅんするとクシャミが出るの??面白いですね!!小説のネタになりそう!!メモメモ… と。あ、初めまして亀しゃんです。長い「青蘭」を読んで頂きありがとうです! (2015年5月9日 19時) (レス) id: 5525564cd8 (このIDを非表示/違反報告)
ぷにゅぷにゅまろん*(プロフ) - うわー。天才ですね!!胸が痛い。私って、きゅんきゅんするとくしゃみ出ちゃうんですけど、風邪引いたみたいになりました(笑)頑張って下さい♪ (2015年5月9日 13時) (レス) id: b1a590464e (このIDを非表示/違反報告)
りり - 凄い面白い (2014年4月4日 2時) (レス) id: a1b1fa48b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2012年6月23日 13時