もう止まらない

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＿＿＿＿＿昼休み



みゆ「屋上行こっ」


(人１）「うんっ！」


朝の出来事から

すっかり距離が縮まって

自分のことをわかってくれる存在が

一人いるだけでも

心が軽くなった




『あっ！(人１）〜！』


前方から声が聞こえて

猛ダッシュする足音が聞こえる


だけど、誰なのかは

廊下の人ごみに紛れて

よく分からない



みゆ「･･この声、平野くんちゃう？」


(人１）「･･･確かに！」


みゆ「じゃあ、お邪魔虫は消えるわ！


教室で食べるから平野くんとごゆっくり〜」



(人１）「えっ(゜д゜)ちょっ！」


にやにやしながら

みゆは教室へ戻っていった。





「ふぅ〜っ、平野到着！！」




あたしの前に敬礼ポーズして

笑いかける



(人１）「なっ、何で来たん？」



驚いて尋ねる



平野「え〜っとですね、走ってきました！」


少し息を切らせながら

得意のへら〜っとした笑顔。


(人１）「いや、どうやってじゃなくて

理由を聞いてんの！」


本当に紫耀って抜けてるわww



平野「なるほど！

ただ(人１）が見えたから･･

気づいたら呼んでましたっ！」



『・・・どきんっ』



胸を打つ鼓動が高まった



平野「ほら、時間なくなっちゃう。

早くごはん食べよ？」



(人１）「う・・うん。」


手首をつかまれて屋上へ連れて行かれる



今の鼓動何なん？


まさか、恋ってやつ？


いやいや、まさか。


平野「うわぁ〜屋上気持ちえぇ〜」


紫耀の笑顔と太陽

そして真っ青な空が

とても似合っていて

またあたしの心を締め付ける


本当どうしたん？


自分壊れたんかな。

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