【ハリーポッター】 闇に囚われし小さな王様

９ 3/4番線 ページ19

昼食を取り終わった後に、僕達は各自カートを押しながら、駅に向かった。
ハグリッドは普通の人より大きい為、少々怪異のような目で見られるのとに苛立っていた。


ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「おぉ。こんな時間か？行かねぇと。すまねぇな、ダンブルドアがこれを…いや、俺を待ってる。汽車は10分後に出る。ほら、切符だ。絶対になくすんじゃねぇぞ」


ハグリッドはポケットから切符２枚を取り出し、渡した。僕達は切符を見て内容を確認した。

《ロンドン発 ホグワーツ行き ９ 3/4》



ﾊﾘｰ「９ 3/4番線から？」

「ハグリッドおかしいですよ。９ 3/4番線なんて、プラットホームがありますか？」


ハグリッドの方を見ると、そこには既に姿を消していた。僕達は取り合えず９ 3/4番線を捜してみることにした。


ﾊﾘｰ「すみません。９ 3/4番線はどっちですか？」

駅員「９ 3/4番線？冗談はよせ」


駅員は僕達がからかってきたのだと思い、軽くあしらい去った。何処を捜していてもやはり見付からず、このまま行けずに終わるのではないかと遂に思い始めていた。

すると、目の前にふくよかな女性と少女が通った。


女性「毎年、ここはマグルだらけ」

「「マグル？」」

女性「来なさい。９ 3/4番線はこっちよ」


僕達は、急いでその人達の後に付いていった。

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