【ツイステ】狂うアリスと消える感情。

アリスの喜劇。 ページ28

私は薔薇の国一、魔法学に優れている家に生まれた。

父は色んな国に仕事であんまり会えない。

母は魔法学に関することに長けて人付き合いがよくとても好かれていた。

私は人付き合いが苦手だけどユニーク魔法を２つ持つ、極めて稀な人間だと言われた。

暖かくて、大好きで自慢の家族だった。

家から少し離れたところにはリドルが住んでて、母さんはリドルのお母さんとたまに喧嘩して。

トレイ君はお菓子作りが得意でよく教えてもらったし、本当の兄のようだった。

ケイト先輩はたまに遊びに行く感じ。

一回家の近くに越して来て遊んでたかな。

母さんはナイトレイブンカレッジの先生だけど魔法で鏡を通さなくてもすぐに来れるからすぐ帰ってきてた。

叔父、もといクルーウェル先生もナイトレイブンカレッジに入っていた。

楽しかった家族が壊れたのは私が12くらいの頃。






明るい母さんが、笑わなくなった。

学校でとある生徒が亡くなってしまったらしい。

毎日、毎日。

私はヒーロー失格だなと、言っていた。

母さんは、日に日にやつれていった。

大丈夫と言ってたけど、強がってたんだ。



もう、あんな母さんを見たくない。



だから、


『母さん、私、母さんの代わりにヒーローになる』


『ヒーロー』に、なったんだ。

ヒーローに。→←解き放つ。

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