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33.できた彼女 ページ33
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｢じゃあ、雅紀くん･･･｣
｢ん、行ってくるね？｣
｢うん、行ってらっしゃい｣
あれから、雅紀くんのマネージャーさんが電話をしてきて
櫻井さんは大野さん達と合流して行くから
雅紀くんのマネージャーさんは雅紀くんに着くことになったって話してた、
そのお陰で、最終便だった予定が
キャンセルの影響で19時まで繰り上がったみたいで
おにぎりを作ったら雅紀くんは、すぐ家を出ることになった。
｢向こう着いたらまた電話する｣
｢ん、待ってます｣
｢あー、離れたくない(笑)｣
｢ダメですよ(笑) ファンの子達が待ってるんでしょう？私は二の次です(笑)｣
｢なんて出来た彼女なの(笑)｣
雅紀くんは、頭を優しく撫でてくれて
それだけで十分満たされた。
｢京セラは必ず連れて行くからさ？｣
｢まだ私のスケジュールわかりませんよ？(笑)｣
｢なにがなんでも連れてく(笑)｣
雅紀くんは、キラキラの笑顔を見せながら
おにぎり、ありがとう。って言って、みんなの待つ札幌に向かった。
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作者名：にゃん | 作成日時：2017年11月29日 0時
