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11.パニック ページ11
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黄金のプレー応接間と書かれた扉を二回ノックすると
どこかで聞いたことのある声で、どーぞ。って言われた。
「失礼します…」
オドオドしながら、お辞儀をして前を見ると
そこにはきっと日本人なら誰もが知っている、あの有名な嵐のメンバー、相葉雅紀が
私を見つけて「お久しぶりです、Aちゃん」って言った。
「･･･A･･･え？なんで名前」
「やっぱり、信じてもらえてなかったんだ」
「信じてもらえてなかった…？」
クスって笑うと、ソファから立ち上がってこっちにゆっくり歩み寄ってきた。
部屋には、相葉さんと私の二人きり、、
「時間ないからさ…」
なんで？
「Aちゃん…」
なんで名前知ってるの？
「そんな不思議そうな顔しないで(笑)」
なんでここにいるの？
「…覚えてない？」
なんでドキドキしてるの。
「俺、雅紀さん」
なんで
なんで…
なんで私は、彼を見てほっとしてるの…？
「とりあえず、俺の話聞いてもらえるかな･･･？」
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作者名：にゃん | 作成日時：2017年11月29日 0時
