【学園アリス】親友を守るために戦う少女3 (ページ42)

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☆136 ページ42

A:｢ハァハァ…｣

翼:｢大丈夫か2人共！？｣

ルカ:｢小田切っ血が…｣

A:｢大丈夫…｣

今度は絶対に蜜柑を守る…

A:｢後ろについてて…私より前に出ないで…蜜柑は私が守る…今度こそ私から離れるな…｣

蜜:｢自分の身は自分で守る…守ってもらわんでええ…そのかわり、力にならせて…Aばっかり…傷だらけになるのはやめて…ウチにも力にならせて｣

蜜柑…

ルカ:｢佐倉｣

御原:｢志貴君、安積君、子供相手にいつまで手こずってるつもりですか｣

志貴という男がルカを捕まえた

棗:｢ルカ！？｣

蜜:｢ちがうっ3人共…幻覚…っ｣

蜜柑が志貴に捕まってしまった

翼:｢蜜柑っ！？｣

御原:｢子度はやはりバカですねぇ。君達にとって無効化は私のアリスを防いでくれる唯一のカードだったのに｣

御原は翼に向かってアリスを使った

すると翼の片足が石になった

蜜:｢翼先輩っ｣

御原:｢ききわけのない子供を説得するのはどうも苦手でね｣

棗:｢てめ…｣

御原:｢安積君、折角君がいることだし彼らを説得して組織に送るなど面倒な事はこの際ナシにして、彼らの能力のみを頂くことにしましょう。

その方が黒ネコ君と白ネコ君、君にとって楽な道でしょう｣

柚香:｢残念ながら、ここにいる4人のアリスを一気に奪える程私のアリスは強いものではありません｣

御原:｢厄介者のくせにいざという時役に立たない人ですねぇ君は…

ではこのままこのアジトをボロボロにされるのも何ですし、そろそろカタをつけさせてもらいましょうか｣

ボォ…ピキピキ…

棗と私はアリスで壁を作った

御原:｢おやおや、｢火と氷の壁｣ですか。怖がることはないですよ。石になるといってもほんの少しの間だ。

君達が大人しく組織の為に動く素直さを見せるならば、その時はちゃんと人間に戻してあげますよ｣

御原が蜜柑を捕まえる

蜜:｢あぶない翼先輩っ｣

ドンッ

ルカが翼を庇って肩が石になった

棗:｢ルカ！？｣

蜜:｢ルカぴょんっ｣

翼:｢バカ何で俺の身代わりになってんだよっ｣

A:｢クソッ…ゴホゴホゴ…ゴホ…｣

蜜:｢Aっにげて…｣

私の腕が石になった

A:｢……っ｣

蜜:｢A！｣