呑気 ページ6
*
それから登坂くんは
ちょくちょく家へ
来るようになった
流石に酔って
記憶が無いことに懲りたのか
お酒は持って来なかった
私とはかみ合わないけど
隆二とは何か通じ合っている
今日も遅くに来て
隆二とソファーで
話し合っている
その様子を私は一人
離れたキッチンの
カウンターに座り
二人を気にしながら
持ち帰っていた書類を
パソコンに打ち込んでいた
何十分か経った時
登坂「そこ、間違ってる貸して」真顔
「え、ちょ・・」ムッ
いつの間に此処に来たのか
触っていたパソコンを取られ
登坂くんの指が
自分の仕事のように
指が軽快に動き出した
登坂「・・はいできた」
「え・・汗」
画面を見たら
気づかなかった部分が
きちんと直されていた
登坂「こんなミスされちゃ、困るのは上の人間だからな」真顔
「・・・何その上司みたいな口ぶり、ムカつくんですけど」ムッ
登坂「上司の代わりに言ってやってんだよ」
「そりゃどうも、助かった本当、明日私が社長に呼ばれるところだったかも」笑
そんなミスだった
凄いな登坂くん
隆二「すごいじゃん臣」
登坂「コイツがバカなだけだろ」キッパリ
「ひどーい」苦笑
登坂「俺が気づかなかったら明日ヤバかったからね?」
「うぅ・・そうだった・・」
隆二「んじゃ終わったんなら、Aもこっち来て話そう?」
「うん」笑
登坂「・・・お前らってさ、本当に付き合ってねぇーの?」
「え?」
隆二「今のところは・・な?」笑
「うん、付き合ってないよ」笑
登坂「ふぅーん」
「何で?」
登坂「いや・・・なんとなく・・自然じゃん?やり取りがさ・・」
隆二「そうか?俺なんてめちゃくちゃ気ぃ使ってんだけど」ニヤリ
Aに視線を向けた
「え?どういう意味?私は何も気なんて使ってないよ?」ニッコリ
隆二「そういうヤツだよお前は」苦笑
登坂「なるほど、そういうことか」
隆二はAが好きだけど
コイツは気にもしてないってことか
呑気に隆二の隣に座っていた
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nobu(プロフ) - ユキさん» おめでとうございます\(^^)/今年はライブ楽しみですね!お話もゆっくり頑張りますm(__)mありがとうございます\(^^)/ (2019年1月4日 21時) (レス) id: 36244b730c (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 来週の水曜日FNS歌謡祭にEXILEと三代目出ますよ(^.^) (2018年11月29日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - Koiruneiroさん» 了解しました!頑張りますね(*^^*) (2018年10月6日 9時) (レス) id: 82c45dce48 (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - 最後は、nobuさんが決めてくださいね!!! じぶんは、その物語の流れに身をまかせます☆(。-人-。) (2018年10月5日 19時) (レス) id: c51d9e3401 (このIDを非表示/違反報告)
nobu(プロフ) - Koiruneiroさん» そうだったんですね。まだ最後は考えてないのでわかりませんが、う〜ん(;>_<;)どうしましょうか笑 (2018年10月5日 8時) (レス) id: 82c45dce48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nobu | 作成日時:2018年6月3日 18時