CHANGE

二人で ページ2

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心配していたお説教も
できなくなった
約束した残りの2人が
全く集合しない
連絡したら
皆、用事ができたらしく
電話越しに断られた








「・・・信じられない・・」汗






最後の一人に通話を切られ
流石の私もカチンときた







登坂「アイツら来れないって？」







「うん、登坂くんの言う通りだよ約束なんてしなきゃよかった」ムッ






登坂「いいじゃん、二人で楽しめば」







「そうだね」ニッコリ






結局二人で
図書館に入り
好きな本を選び
机に座って本に目を通した









延々二人で会話も無く
時間は過ぎていき
日が暮れて夕方になった






「そろそろ帰ろうか」







登坂「・・・もうこんな時間か・・」








腕時計を見たら夕方の5時だった







図書館を出て帰り際






「じゃ、さよなら」







もう会うことも無いかもしれない
そう思い彼に挨拶をした







登坂「また連絡する」






「え？」汗






登坂「次からは二人で会えばいいじゃん」真顔







「二人で？」汗







全然楽しくもなかったのに？
只、本を読んでただけなのに？
会話もしてないのに
今度は二人で会うの？
この人はそんなので
楽しかったんだろうか







登坂「次は俺が何か考えておくよ・・アイツら来ないんだから呼ばなくていいでしょ」








「う、うん・・いいけど・・」汗








登坂くんがそれでいいんならと
私はそれで了解し
図書館を離れた









自宅に帰ると
ルームシェアをしている
隆二が男メシとでも言うような
キッチンをいっぱいにして
チャーハンを作って
待ってくれていた





「わぁ・・いい匂い」笑






今市「おかえり、今できたとこ食う？」笑





「うん」笑





隆二とは一緒に住みだして
もう1年





たまにこうやって
一緒にごはんを食べて
1日の出来事や楽しかったことを
話し合っていた









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