検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:7,021 hit

134話 ページ7

貴「多義君だっけ、背高いねぇ」

多「そうかな」

エリカちゃんが青砥を説得してる間、あたしは多義君とお喋り。

貴「青砥、サッカーやめたんだっけ」

多「そうらしいんだ。止めたんだけど・・・」

貴「青砥は、人の話し全く聞こうとしないからね・・・」

青砥と仲がいいだけあって、多義君は結構面倒見のいい人。

青「キーパーは?」

青砥の声で、少し驚いたような顔をする多義君。

貴「・・・何?どうかした?」

多「えっと・・・青砥!」

エ「キーパーはいないで。

 前までは5年生がキーパーやっとったんやけど・・・。」

青「ふーん・・・」

興味の無さそうな表情、また納得したような表情で聞く青砥。

_____________________
エ「あっサッカーやん!」

なかなか納得してくれない青砥と、何か申し分けなさそうな表情をする多義君。

そんな二人を連れて、ある場所に通りすがった。

フットサルコート・・・?

エ「青砥君、やってきたらどうなん?」

貴「そ・・・そうだよ、やってくれば?」

そんな時、一人・・・、見覚えのある暑苦しい輩。

貴「だれだっけ、あの人・・・」

すばる?おぐり?うーん・・・。

貴「あ、須黒!」

そうだ、須黒だ、須黒。

須「お前!!コートに入れ!」

貴「えぇ・・・なんで」

須「この間の続きだ!!」

貴「あたしより強い人いるし・・・、その人と勝負してみれば?」

青砥に目を向けると、何か迷惑そうな顔をする。

貴「すいませーん、この人と交代してくれますかー?」

無理矢理青砥をコートに入れて

貴「行ってら、青砥」

青「・・・」

じぃっと見てくる青砥に、手を振った。

貴「多義君も入って入って!」

多「え、ちょっと・・・」

無理矢理背中を押して、多義君をコートに入れると

興奮したようにエリカちゃんも交代を要求。









ところがどっこい。

これはすごい・・・、入って数分で、大きく点差は開いて、16対9。

貴「な、何者・・・!?」

そんな時

エ「Aちゃん、交代してくれへん!?」

貴「え?あぁ、うんわかったー」

何をするのか、公衆電話へと走っていったエリカちゃん。

135話→←ごめんなさいの新作



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みー - おもしろいかったです^_^僕も、アニマックスで銀オフみました (2013年11月11日 20時) (レス) id: 9e707bad7a (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - そういえば!!今日からアニマックスで銀オフが月曜日の七時から始まったよぉぉぉ!!あ、そうだ、あとね・・・。あ、小説の方に書きますね。 (2013年11月11日 19時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
♪♪花♪♪(プロフ) - 面白かったですo(^▽^)oこれからも頑張ってください☆〜(ゝ。∂)応援してます (2013年10月6日 4時) (レス) id: 472607bbfb (このIDを非表示/違反報告)
絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» ないない。少なくとも、あと三年はない。PCが壊れるまでは。 (2013年10月5日 21時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» 今の所は全くない!!あぼちゃんは?あったりするの? (2013年10月5日 11時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蝶紺 | 作成日時:2013年9月20日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。