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131話 ページ3

始業式の次の日、ずっとたまっていた疲れが抜けたかのように

風邪をひいた。

38度八分・・・。

貴「風邪薬どこよー・・・」

出てくるはずの無い風邪薬を呼んでみたり

頭を机にぶつけたり

挙句の果てには、何も無いところですっころんだり。

貴「どうなってんだよこの家はっ!!」

逆ギレしても薬は出てこないから、買いに行くしかない。

しかたない。

こんな家一人で探しまくってたら風邪が悪化しちまう。




外は意外にも暑くて、だるくてよろけそうになる。

風邪薬を買いにきただけなのに

頭が痛くなった。

何でって

翔「Aちゃぁぁぁぁぁん!!」

この大声で。

近くにいた凰壮君や竜持君も、少し怪訝そうな顔をした。




エ「あれ、ドーナは?」

貴「家で留守番中だよ」

答える気力も無いのに、そんなことを聞いてくるエリカちゃん。

貴「てかごめん、あたしコンビニ行かなきゃ・・・。」

エ「顔色悪いけど、なにかあったん?」

貴「あぁ、あたし風邪ッぴきで。」

翔「えぇ!?」

凰「マジかよ・・・」

竜「バカは風邪引かないって言いますけどね」

貴「一言、余計・・・。」

エ「たしかに、ちょっとだるそうやなぁ・・・。」

貴「てか、大会終わったのに皆そろってんの?
 
 なんで?」

翔「あのね!!!

 未来カップに出られるんだよ!!」

たった一言だから全く意味が分からない。

貴「・・・全く意味分かんない。」

翔「とにかく!

 また銀河一目指せるんだよ!!」

え・・・?

最初の言葉よりも分かりやすくて

それに、嬉しかった。

また、銀河一目指せるって事が。

でも

その言葉よりも思い言葉なんて

考えればいくらでもでてきてしまう。

翔「ただ、コーチが・・・」

そう

その後に聞いた一言は

『銀河一を目指せない』

ことと

全く同じだった。

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みー - おもしろいかったです^_^僕も、アニマックスで銀オフみました (2013年11月11日 20時) (レス) id: 9e707bad7a (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - そういえば!!今日からアニマックスで銀オフが月曜日の七時から始まったよぉぉぉ!!あ、そうだ、あとね・・・。あ、小説の方に書きますね。 (2013年11月11日 19時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
♪♪花♪♪(プロフ) - 面白かったですo(^▽^)oこれからも頑張ってください☆〜(ゝ。∂)応援してます (2013年10月6日 4時) (レス) id: 472607bbfb (このIDを非表示/違反報告)
絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» ないない。少なくとも、あと三年はない。PCが壊れるまでは。 (2013年10月5日 21時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» 今の所は全くない!!あぼちゃんは?あったりするの? (2013年10月5日 11時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝶紺 | 作成日時:2013年9月20日 17時

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