stpr！BL（リクエストあり）

リクエスト　りーじぇる　「受けと思うな」 ページ43

莉犬side

どーもー莉犬でーす
俺ね付き合ってる人がいるんだよね
なんか俺って受けに見られるらしいんだけどさ

ジ「りーぬー！ねぇかまってや」
り「ええ？」
ジ「なぁお願い！ダメ？ｺﾃﾝ」
り「いいよー」

受けは絶対ジェルくんでしょ！
イケボ配信者でカッコいいイメージだけどさ、俺的には絶対受けだな

ジ「何する？」
り「何でもいいよー」
ジ「ええー？何がええんかな…」
り「うーん…誰か誘う？」
ジ「それだけは嫌や！」
り「なんで？」
ジ「ふ、ふたりがええから///」

ぐわー！かわいい！
やっぱ俺の彼女！さすが！
…ん？待てよ？なーくんに飲みに誘われてた…？
今は…19時か…って19時！？
ちょっと待って！約束は！？

7月〇日
19時半からすとぷりで飲み会！

やばい！準備しないと！

ジ「莉犬ーどうしたん？」
「ジェルくん！今日は飲み会！」
ジ「えっ！？じゃあ今日の夜は二人じゃないんやな…」
「ごめんね」
ジ「平気やで！今度は二人な///」
「うん///」

って、こんなことしてる暇じゃねー！
やばいー！

「いそげー！ジェルくーん！」
ジ「待って！」

走ったー！はあはあ
疲れたー！

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

「早くね、？」
ジ「遅いだけやで」
「ええ」

ｶﾞﾁｬ
こ「おせぇよ」
「ごめん…疲れた…」
ジ「おじゃましまーす」
な「やっほー」

それから二時間
飲んで飲んで飲みまくり、ジェルくんは酔いました

ジ「なぁ、りーぬぅ」
「飲みすぎだって」
ジ「なんでなぁん？最近かまってくれへんやぁん」
「それは忙しいからで」
ジ「ええ？」
「ジェルくんだって忙しいでしょ？」
ジ「うーん、そうやぁ。チューしてぇ」
「はっ？」

なっ、何言ってんの？
チューしてって言うとか、酔いすぎだろ！

「酔いすぎだよ！」
ジ「なぁ、してくれるやろぉ？」
な「イチャイチャすんのかw？」
「なーくん！？」
ジ「やってよぉ」
「もお！しょうがないな」

ﾁｭｯ

俺は唇に触れるだけのキスをする
キスをすると彼はふにゃっと笑う

ジ「へへぇ」
「ほんと俺の心ズタズタにするよね」
ジ「えっ？」

深い深いキスをする
這い上がれないほど俺に落ちてしまえばいいのに

ジ「んぅ、ん、やぁんん」

もっと深く深く
唇を離すとプハッという音と、赤く染まったジェルくんの顔が映る
そしてゆっくり笑顔になる

ジ「大好きだよぉ」
「俺も」

そうして愛を確かめあった
だが、ジェルくんは何にも覚えていないという
俺がキスした意味は！？

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