。＋。第七十話。＋。 臓器でるからァァァァ！！（切実） ページ25
政宗side
『えっ、何がァァァァ？！』
帯をとった大馬鹿なAを注意すると、逆に驚かれた。
「何が、じゃねェだろ！なんで帯とってんだよ！！」
『だって、これくらいしか近くに布がないんですよ！！
そんなに包帯がいいんですか？！』
「そういう問題ではござらぬ！！お、帯を取ったら、その・・」
「Aのアルとこ ナイとこが見えちゃうよ、ってことでしょ？」
真田が紅くなって黙ったために、見かねた猿がハッキリ言った。
俺らは“これで分かっただろう”と思ったが、Aはキョトンとして首を傾げた。
『んなこと、わかってますよ？
別に何も問題ナッシングじゃないですか！！
ほら、早く政宗さん！手ェ出して下さいよ！！』
と、言って、しつこく俺に近づいてくる。
真田はぶっ倒れる寸前・猿はケラケラと笑い・小十郎は呆れていた。
・・何が問題ナッシングだ！！問題しかねェだろ！！
今も見えそ・・じゃなくてだな！！
俺はグッとAの手から帯を奪うと、Aの腰に帯をまわし、ギリギリと絞めた。
「・・テメェには、女の恥じらいってモンが、ねェのかァァァァァ！！！」
『むぎょええェェェェ！！苦しいィィィ！！
待って！政宗さんんんん！！中から臓器出ちゃうよ！マジで！！』
「知るかァァァァ！！」
『いやあァァァァァ！！』
腹周りを思いっきり絞めると、当然だがAは苦しがってその場にくたばった。
「Ｈｅｙ，真田大丈夫か？」
「な、なんとか・・」
「旦那って本当純情だよね〜。A如きに照れるなんて」
『喧嘩売ってんのかクソ猿ぅぅぅ！！』
「・・朝から胃が痛いぜ・・」
Aと猿がお互いにムギュウっと頬を抓りあっているのを見て溜息をつくと、俺は後ろを向いてAに告げた。
「・・どっか空いてる部屋で着替えて来い。飯が待ってんぞ」
『はいっ！！・・政宗さん、助けてくれてありがとう！！
こじゅさんも幸村さんも、ありがとうございました！！』
「当然のことをしたまでにござる！！
では、お待ちしております！」
「どうってことねえ。・・政宗様を待たせんじゃねェぞ」
「ねえ、俺様は？」
『・・言うかバーカ！！』
俺は “今Aは笑っているんだろうな” と思い微笑しながら、
無言で小十郎・真田とその場から去った。
。＋。第七十一話。＋。 ・・次の展開は、わかるよね・・？（ちょっと破廉恥かもです）→←。＋。第六十九話。＋。 ・・“解いて、取った”・・？って、ええェェ？！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀｀)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (
レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして！最初からずっと見てます。更新頑張ってください！そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー！！((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年2月9日 20時
