鉄血のオルフェンズの三日月が逆トリップ！

二話 ページ4

Aは先ほど拾った(？)三日月と手を繋いで自分の家に向かっているところであった



三日月は先程から珍しそうに建物などを見上げている


その姿が少々子供っぽいのでAは微笑んでしまって居た


それに気づいた三日月が目線をAに向け


「何笑ってるの」


と、不機嫌そうに呟いた



「悪い悪い、ちょっと三日月子供っぽいなと思って」



「俺子供じゃないよ」



「例えだよたとえ」



Aの受け答えに少々不満だったのか、少し不機嫌そうにしている


それに気づいたAが三日月に


「笑って悪かったよ」



と、繋いで居ない方の手で撫でれば三日月は少しばかり驚いた表情になった


「撫でられるの、嫌だった？」



Aがそう問いかければ、三日月は



「嫌じゃないけど、あんまりこういうのされたことないから」



と、呟いたのでAは、


「そっか.じゃあこれからはいっぱい撫でてやるよ」


と、言いまた家に向かい歩き出した


それから数分で少し一軒家より立派な家に着いた


「これがAの家？」



三日月がAに問いかけた、



「そう、これがうちの家、親はほとんど外国行っててめったに帰ってこないから」


「へぇー、そうなんだ」



三日月は特に気にした様子もなく家の中を覗き込んでいる



「そんなとこいないで入ってこいよ」



Aがそう言うと大人しく三日月は入って来た



「おかえり三日月今日からここがお前の家だ」


そうAが言うと三日月は




「ただいま、A」



小さく微笑みながらもそう呟いた

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