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75話 ページ25

自国へはゆっくりと帰った


着いたのは早朝




「お帰りなさい」


『ありがとう…』




私は自室へ戻り着物に着替える


すると女中が入って来た




「A様…」


『どうしたの?』


「元就様が来ていますが如何致します?」


『連れて来て良いわ…』


「分かりました」




女中は元就様を呼びに行く


すると数分もしない内にバタバタッと足音が聞こえた


なに…?




「A!?」




襖を力強く開けたのは元就様


急いで来たのか息が荒い




『元就様…お怪我は大丈夫ですか…?』




そう聞くと睨まれた


な、なんで…?

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作者名:月読巫女 | 作成日時:2016年10月23日 17時

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