【文スト】愛されてるあの子と愛されない私【太宰治】【中原中也】

HappyEND太宰 ページ46

HappyEND中也に行くまでの話の内容は同じです。
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私は、探偵社に一言言った後、社長に許可を貰って家に帰ってきた

そして、何故か太宰さんも着いてきた。

太宰｢へぇー！Aちゃんの家、空き巣とかにはいられてなくて良かったね！｣

なんで着いてくるんですか。と言いたいところだったけれど、そうやって

素直に心配してくれたから、言うのは辞めておいた。

｢……せっかく来たんならうちにあるものでですが何か食べていきますか？｣

私が思いつきでそう言うと、太宰さんは顔を輝かせて｢食べる！｣と言った。

なんか、子供みたいだなぁと思ってｸｽｯと笑うと

太宰さんは気づいたのか｢何を笑っているんだい？｣と不思議そうな顔で見つめてきた。



家に入って冷蔵庫を見ると、たまごと人参と、ハムとピーマンが置いてあった。

その食材を見て私はある食べ物を思い出す。

オムライスだ。あの時中也が作ってくれたオムライスがとても美味しかったから、

私が覚えてる味の限り似せて作った。

テーブルに出すと、太宰さんはキラキラした目でこっちを見てきた

太宰｢もしかしてこれ、毒とか入れてある！？｣

｢入れてません。｣

即答で言うと、まぁそっかー。と言って大人しく食べ始めた。


太宰さんは、1口オムライスを食べると目を見開いて私に言った。









太宰｢Aちゃん、中也のオムライス食べたことあるでしょ｣

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