【文スト】愛されてるあの子と愛されない私【太宰治】【中原中也】

契約 ページ33

協力します＿＿

私は、確かにそういった。

すると、ドストエフスキーは、嬉しそうに微笑み

こちらに近づいてきた

ドスト｢では、契約の印をつけましょう｣

契約の印？何か、腕とかに彫るのだろうか。

それだったら嫌だなぁ、とか思っていたが

痛くも痒くもないから大丈夫ですよ、と言われた

ちなみにゴーゴリさんはどこかに行ってしまった

ドスト｢それでは少し目を瞑っていてください｣

私は、言われるがままに、目を瞑った





ﾌﾆｯと、唇に何かがあたり、酸素が足りなくなって口を開けたところ、

口の中に何か、個体が入ってきて思わず飲み込んでしまった。

すると、向こうからﾊﾞﾝｯと勢いよく扉の開く音がしてそちらを見ようとした



が、ドストエフスキーの手によって私は、目を開けたまま

ドストエフスキーと、顔を合わせることになった。

んーっと言って胸板を叩くも反応はなく、

ただただされるがまま




キスをされていた


やっと解放されたと思ったら






｢Aちゃん!!!!｣


と、息を荒らげながら名前を呼ばれた









その声の主は









太宰さんだった

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