ー僕から私に逆戻りした話ー ページ1
とある授業での話。
僕は発達級に通っていて、ポジションは暗い陰キャ。
そんな話は今、関係ない。
とある授業まで“僕“を使っていた僕は、とある正義感が強い男の子に言われてしまう
「僕って言うんだ……」
僕は被害妄想が酷くって、僕の脳内ではこう解釈してしまい
「僕って言うんだ……気持ちわる」
嫌だなぁって思って、この日から学校や家では僕と言うようになってしまう
家でも、こう思われているんじゃないかって思ってしまったせい
この時の僕は、あぁ、なんでこんな一人称なんだろう。もう4にたいや
この時は少し病んでいて、周りが怖くなった
新しい環境のせいかもしれないけどね。
その日から人の目線がもっと怖くなった
人の前で本性が出せず、挨拶も会釈だけで
誰か知らない人や喋ったことがない人がいるなら無言になってしまう。
元々こうだったけど、この一言でこうなってしまった
退院した頃は学校が楽しみでワクワクしていたけど今じゃ恐怖しかない
学校でお気に入りの先生が休むと酷くて4にたくなって、よくて帰りたくなる
でもお気に入りの先生は、みんなこう言う
「もうちょっと頑張ろうよ」
僕はおもうの。
「もうちょっとってなんだよ。もうちょっとがどれくらいか言ってくれない？」って
もうちょっと、もうちょっと……そうするだけで僕は精神がボロボロなんだよ
もっと辛い過去を体験している人がいるなら、これくらいで……って思うかもしれない
でも、僕は辛いの。てか、僕は今泣きそう。
学校を休むとゲームやiPadができない。休めって言われるだけ
休むためにゲームやiPadをしたいのに……
これなら精神科にいる方がマシだ。そう思うくらい家と学校が辛い
助けて。その一言が言えない……
助けてって言って助けてもらえなかったら？軽くあしらわれたら？そう思うだけで怖くなる
家に引き篭もりたいのに、物で釣って家の外に出す母親
いや、物に釣られる僕が悪いか……？
毎日夢に出てくる学校での話。その世界は僕が皆んなと話せていて、とても幸せそうな夢
僕もこうなりたいのに怖くてできない
僕は男の人が怖くて、いつも震えてる
女の先輩がいるけど、あまり喋れていない
もう、やだよ……そう思って休んでも授業についていけなくって帰りたくなる
毎日楽しそうに話すけど、実は怖くて仕方がない
ネット上でも言えないこの言葉。“誰か助けて“
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作者名：傘次郎 | 作成日時：2023年1月28日 20時
