お隣さんはシングルさん3

111.you ページ16

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父「この後はすぐ仕事なのかい？」


TH「はい…昼前からスケジュールが入ってて」


父「本当に忙しいんだなぁ。
君たちの活躍はよく耳にするよ。大変だろう？」


TH「体力的には大変ですけど、ありがたいです。
それに僕には癒してくれる存在がここに居ますから！」


父「はは！そうかそうか！
娘の彼氏に会うなんて久しぶりなもんだから
そうやって言われるとむず痒いもんだな。笑

くれぐれも身体には気をつけて…
また会えるのを楽しみにしているよ」


TH「はい！ご両親も海外生活、
どうかお身体大切に、健康に過ごしてください」





両親が帰ってくると知って
挨拶しておきたいと言い出したテヒョン君。


正直嬉しかった。
不安や疑いがあるわけじゃないけど、
真剣な思いで付き合ってくれてるんだな…って。



実際に両親の前で挨拶した彼は
いつものゆったりした雰囲気とは別人で
しっかりとした挨拶をこなし
新たな一面を見た気がした。


そんな彼は特有の人懐っこさで
すぐに両親とも打ち解けていて
さすがだと思った。


本当にコミュ力の高い人。


そのコミュ力ちょっとでいいから
ジョングク君にわけてあげてくれないかな？←


ジョングク君は相変わらず
初対面の人への人見知りは治らないらしく…
私が初めてあった時のあの冷たい目線
今思い出しても震える。←

ジョングク君にコミュ力おばけって
呼ばれてるの知ってる？←


でもそのコミュ力おばけのおかげで
両親とも仲良くやっていけそう。笑

両親が可愛がりそうだなって感じ

…お兄ちゃんがいなくなってしまったから尚更ね。



挨拶が終わればサランはすぐに
テヒョン君の膝に座って

そろそろ…ってなるまで離れなかった。


今日もこれから仕事で明後日まで来れないって
言ってたから寂しいんだろうな。





TH「それじゃあ行ってきます。
また帰国される時には教えてください！
みんなで食事にでも行きましょう」


父「あぁそうしよう。
またしばらく先になるけども楽しみにしてるよ」


母「メンバーのみなさんにもよろしくね」


両親と私とサラン、みんなに見送られて
仕事へと行ったテヒョン君。



今日は3世代水入らず。


テヒョン君が行ってしまっても
我が家はテヒョン君の話題でもちきりだった。


自分の大切な人が
家族によく思ってもらえるって凄く嬉しい。


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