【そ/ら/る】ぬこになりまして。【歌/い/手】

28話目、にゃ！ ページ31

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眩しい光が窓から差し込んでいる。
小鳥のさえずりが聞こえる。



「朝か…」



………


………



………！？！！？！！？



「声が、…出る…っ！？」



なんで？どうしていきなり！？
慌てて鏡を見に行く。


そこには、猫姿の私。
ってことは…


「声、だけ…？」



喋る、猫ってことか…
これは、そらるさんにばれないようにした方がいいかな。黙っとこ。


そ「あ、シュシュ。おはよ」


私は、いつものようにそらるさんを見上げる。

おはようございます！

そう、心の中で叫んで挨拶完了。
今となっては喋れるけど、ばれないほうがいいかもだからね。


そ「朝ごはん持ってくるね〜」

そらるさんはそう言ってキッチンへ向かう。
私はもはや定位置となった場所へ行く。


少し経つと、そらるさんが容器を持ってこちらへ歩いてくるのが見えた。
あっさごはん♪あっさごはん♪ ←


＿と。


そらるさんが、コードに足を引っ掛けてしまった。

そ「…っあ、やばい…！」


そらるさんの手から容器が落ちる。けれど私はそんなのは気にしていられなかった。
そらるさんがこちらへ倒れ込んでくる。


「＿危ない！！」



そらるさんはなんとか受け身をとった。
捻挫とかはしてなさそうだけど、足とか痛めてないかな…？

そう考えていたけれど、そらるさんが呆然とこちらを見ている。


そ「シュシュ…お前、今、」


_____…っっ！



そ「喋った、のか？」


やってしまった。
ばれないように、と思っていたのに…



_____*


フラグ回収が早い夢主( ˘ω˘ )

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