おとなりさんのそらるさん。【歌 い 手】

おとなりさんその27 ページ29

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「は、初めまして！まふまふです！！」

「どーも、会うのは初めましてですね。nqrseです。」

「初めましてまふまふさん、水藻です。nqrse君は初めましてでいいのかな？」

「…センラ、明らかに部外者感半端ないんやけど。」

「大丈夫だよセンラ君…ゆっくり勉強していけば。」

　
そらるさんと出かけてから1週間後、今日はポケモンバトル大会ということで
そらるさんの家に、まふまふさん、nqrse君、センラ、それに私が集まっています。
感想というか…みんなさ、身長高くない？

　
「ここで初対面はまふまふだけか。nqrseは会ったことはないけど何回かゲームしてんだろ？」

「えぇ、まぁ…何回か。」

「水藻さん！ぜひ俺とまずバトルしてもらえませんか！」

「へ！？」

　
いきなりかけられたバトル宣言に驚く。
そらるさんを見れば、お前なぁと呆れた声を出していた。

　
「まふまふ…いきなりそれ？」

「だって俺の今日の目的はそらるさんの強さの秘密を暴くですから！」

「え、まふ君そらるさんに勝てなくなってきたの？」

「ま、まだ少しは勝ててるし！！」

「…センラ、ホンマ今日何しに呼ばれたん？」

「センラは…ちゃんと勝てるようにここの4人から教われば？」

「が、頑張るわ……。」

　
とりあえず、まふまふさんの希望を叶えるためにバトルを始める。
そらるさんに言われていたけども、まふまふさんは多彩な戦い方をするみたい。
…私だって負けないんだから。

　
「うっわ、水藻さんガチパじゃん。」

「だって…そうしないと失礼でしょ？」

「え、何で来るか全然読めないんだけど……」

「センラ、まふ君のもわからんのやけど。」

「うわー、俺がいまだに勝てないやつじゃん。」

　
多彩な戦い方で来るなら、私も多彩に攻めさせてもらおう。
まずはシングルバトルということで、私は1番得意な戦法を取っていく。

　
「うっわ、硬くないですか！？」

「そりゃー…耐久型ですから。」

「あ、これあれじゃん俺も凹されたやつ。」

「nqrseもまだ勝てないの？」

「まだ全然勝てない、この人戦い方特殊過ぎるんだもん。」

　
そんな……補助技がん積みした耐久型ですから。
攻撃力はそこまでないからねぇ……天候で削るとか。
状態異常で倒していくとか…ねぇ。

　
「え、ちょっとそこで回復されるときついんだが！？」

「ふふっ。」

「あのまふまふが…」

「水藻さん、強い……」

「え、なんで毒ダメ増えていくん？」

「猛毒だからだよ！」

　

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