おとなりさんその4 ページ6
*そらる SIDE*
まふまふが挨拶に行ってから30分くらいが経った。
え、なんでそんなに長居してんだろ。
アイツそんなにコミュ力あったっけ?まさか知り合いだったとか?
そんな話を残った3人でしていれば、まふまふが戻ってきた。
「き、緊張したぁぁぁ……」
「おー、お帰りまふまふ。ずいぶん長かったじゃん。」
「…おとなりさんが、おとなりが…」
「どうしたん??」
「luz君…」
「「はぁ!?!?」」
え…luz?
アイツの家ってここじゃないはずだけど…隣も引っ越してきたばかりで
そこがluzだったとかそう言うこと??
俺達の頭には?であふれかえっているだろう、どういうことだまふまふ。
「え、luzだったの?」
「アイツ引っ越すって言ってたか?」
「ち、違う…最初にluz君出てきて俺もびっくりしたんですけど…」
「で、誰だったの。」
「…ボカロPのブランさん……」
「「はぁぁぁぁぁ!?」」
ブランさん、もちろん俺も知ってるしうらたくんたちも知っているだろう。
っていうか俺の周りでお世話になってない人いないんじゃないかってくらいの有名人。
ボカロPとして活動していて、活動歴は俺と同じくらいの最古参に入る。
まふまふの憧れのボカロPと、何度も聞かされていたし。
「ブランさんって、あのブランさん?」
「うん。」
「なるほど、だからluzがいたのか。XYZで一緒だもんな。」
「そうなんです…」
お隣が憧れの人だった、ということでまふまふのテンションは相当上がっている。
その証拠に顔はめちゃくちゃ笑顔だし……話が止まらない。
「どんな人やったん?」
「何ていうか、儚かった。」
「は?」
「いや、ホントそんな感じなんですよ…!!」
「お、おう…?」
まふまふの説明に困惑するうらさか。いや、俺も何言ってるか分からないけど。
ただ、まふまふの様子を見るとこれは……春?春が来たのか?
「まふまふ…お前さ。」
「はい?なんですかそらるさん。」
「ひとめぼれした?」
「ぶっふぉ!?」
「うっわ、きたねぇ。」
「図星なんか?」
俺がそう言えば、飲んでいた水を盛大に吐き出したまふまふ。
うらたくんはニヤニヤしながらまふまふを見ているし、坂田も面白そうにタオルを差し出していた。
当の本人は何回か咳き込んでいたからか、目が涙目になっているが。
「そ、そんなことあるわけないじゃないですか!」
あ。これあたりだな。
こっからは質問大会にしよう。
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紬-つむぎ-(プロフ) - 輪廻さん» ありがとうございます〜!更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2020年3月23日 12時) (レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
紬-つむぎ-(プロフ) - りれるさん» 初めまして、コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。これkらもよろしくお願いします<m(__)m> (2020年3月23日 12時) (レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 長文失礼しました。 (2020年3月22日 17時) (レス) id: 963d2f8943 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 鈍感なまふまふさんもしゅき………あ!コメ失礼します!応援してますね!まふくんかわゆい……尊い……有難うございます…こんな神の作品を作っていただいて……頑張って更新してくださいね! (2020年3月22日 17時) (レス) id: 963d2f8943 (このIDを非表示/違反報告)
りれる(プロフ) - これからの展開が楽しみですね!応援してます! (2020年3月20日 17時) (レス) id: 2ed8ca63dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紬-つむぎ- | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/-tsumugi-
作成日時:2020年3月15日 15時