おとなりさんその31 ページ33
＊まふまふSIDE＊
「初めてきたけど…広いね、ココ。」
「ですね…」
「まずは楽器屋から行こうか。」
「そうですね！」
そして、俺達はショッピングモールに来た。
郊外にあることもあり、かなり広いココはいろんなお店が入っている。
「あ…ほら、人多いから…はい。」
「え、えと…」
「大丈夫だよ、行こう。」
「…はい。」
人ごみとうまく理由をつけて、彼女の手をそっと握る。
髪の毛は一時的に黒くなってるし、マスクにメガネだから誰も俺とは気づかないだろうし。
マスクのおかげで、にやけてる顔も、赤い頬も隠せてるだろうし。
「まふさん…」
「ん？」
「楽器屋さん、この下の階みたいです…」
「えっ。」
そんな事を考えていたらどうやら通り過ぎていたらしく
慌てて1つ下のフロアに戻る、やばいやばい……
「ここか、結構でかいな。」
「ホント、本格的ですね……」
「ピック以外に欲しいのある？」
「今のところ特には…」
「そっか、じゃあピック見たら店内見てみようよ。」
「はいっ」
ギターピックのデザインも色々なのがあるなぁ……
どれにしようか、毎回迷ってしまう。ちらりと彼女を見るとどうやら同じ状態みたいだ。
「A、あのさ…あの左から3つ目。」
「え…？あ、あれですね。」
「お揃いにしない？」
「はいっ！」
まるで俺達みたいな、真っ白なギターピックを見つけ思わず提案したら
彼女も喜んでくれた、消耗品だから少し多めに買って、店内を回る。
「あ、これ見て…ピックをキーホルダーにできるんだって。」
「へぇ…そんなのもあるんですね…」
「ホント。…買う？」
「いいですね、買っちゃいましょう！」
その後も色々見て、買い物を済ませていく。
キーホルダーのパーツは俺が買って、代わりに加工はAがやってくれる。
「次は…何見ようか。」
「そうですね…あ、ここどうですか？」
「どれ…？」
フロアマップを見ていたAがここは？と提案してくれた店は
キッチン雑貨を取り扱っている場所だった。
俺もAも料理する方だし…めちゃくちゃ気になるし。
「そこ行こ。俺もみたい。」
「はい！」
「それで、そこ見たら何か食べようか。」
「いいですね、甘いものが食べたいです…」
「うん、了解。」
繋がれた手はそのままに、雑貨屋に向かう。
デートって、こんな感じなんだろうなぁ……
隣で笑っている彼女を見て、自分の気持ちを改めて自覚した。
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紬-つむぎ-(プロフ) - 輪廻さん» ありがとうございます〜！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2020年3月23日 12時) (
レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
紬-つむぎ-(プロフ) - りれるさん» 初めまして、コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。これkらもよろしくお願いします<m(__)m> (2020年3月23日 12時) (レス) id: 2363fe1fb7 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 長文失礼しました。 (2020年3月22日 17時) (レス) id: 963d2f8943 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 鈍感なまふまふさんもしゅき………あ！コメ失礼します！応援してますね！まふくんかわゆい……尊い……有難うございます…こんな神の作品を作っていただいて……頑張って更新してくださいね！ (2020年3月22日 17時) (レス) id: 963d2f8943 (このIDを非表示/違反報告)
りれる(プロフ) - これからの展開が楽しみですね！応援してます！ (2020年3月20日 17時) (レス) id: 2ed8ca63dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紬-つむぎ- | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/-tsumugi-
作成日時：2020年3月15日 15時
