今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:64,103 hit
小｜中｜大
19 、 ページ22
.
.
.
しばらくしてあたしが泣き止んだ途端 、
勢いよく大倉さんが立ち上がった 。
.
.
.
大「Aちゃん 、帰ろ 。」
そう言ってあたしの手をとる 。
.
.
.
.
あ「え？」
す「大倉・・・？」
大「すばるくん 。ここにおって 。
戻ってくるから 。」
.
.
,
玄関まであたしの手を握る大倉さんの力は
すごくすごく強くて 。
痛い 、って言おうと思ったけど
なぜか泣きそうな顔を見たら
言えなかった 。
.
.
.
連れてがれるままあたのし部屋に着いて 、
何か話したらいけない気がした 。
.
.
大倉さん 、なに考えてんのかな 。
.
.
あ「じゃあ ・・・また 。
有難うございました 。」
そう言い玄関を開けた時 、
ふわっと鼻に香る洗剤の匂い 。
.
.
.
.
なんで 、
.
.
.
なんであたし
.
.
.
.
いま大倉さんの腕の中なんだろう 。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かるぴーす | 作成日時：2013年7月26日 23時
