coffee or milk 2nd

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side HIROOMI:





仕事をやっていると、時が経つのがとてつもなく早い。





昼夜を問わない仕事柄、曜日感覚までもがなくなる。




携帯のスリープを解除して、中心に写し出される曜日で気づく。


あぁ、月曜日なんだって。








「なんや、浮かない顔して」


臣「...あぁ、健ちゃんか」


健「悪かったなぁ、俺で！」


「うん」


健「っておい！笑」




どないしたんやこいつ、と隆二に聞いてるけど

知るわけがない。





だって言ってねぇもん。

この俺の脳内と心を支配する原因物質のこと。





言うわけねぇし。





電話しても出ない、

LINEだって消されてるっぽいし。








うー...

あからさまに拒否られるとこんなに辛いのかよーっ...。




拒否る側だったからな、オレ。



Aが雑誌で表紙を飾れば、思わず足を止めてしまうし、

テレビに写れば、あの夜を思い出すし、

街中であいつの香りがすると、思わず立往生してしまう。






本物を見れば、


その肌に触れたくなる。







「はぁ...」



だーめだ、こりゃ。笑









どうにかしろよ、おい。


お前のせいなんだぞ、こんなになったの。




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