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バラバラ…と何かが当たり落ちる音が漢二人の雄叫びに混ざり微かに聞こえる。
アリスが豆(マ)シンガン、ユメタカが魔力から生まれる衝撃波で豆を投げてくる。
それを、角を(物理的に)生やしたモモノが木刀を使って弾き飛ばしている。
これがこの屋敷恒例の豆まきである。
アリス「鬼はァ外ォ!!」
ユメタカ「福はァ内ィ!!」
モモノ「ハハハ!!そう簡単に鬼が出ていくと思うなよ、人間共ォ!!」
お陰で辺りは血の海ならぬ豆の海である。
一通り投げ終わり満足したのか、三人仲良くお豆さんを貪っている。
ユメタカ「お豆さんは年の数食えって言うけどよモグモグ…、守った事ある?モグモグ」
アリス「無いモグモグ…、実際の年齢が分かんないからモグモグ…、数えらんないモグモグ…ゴクン」
モモノ「モグモグ…俺もモグモグ無いな…モグモグ」
残っていたお豆を全て食べ終え、そのまま畳に寝転ぶ。
ユメタカ「恵方巻き…食う?」
アリス「食べる」
モモノ「つか、何で今まで出さなかったの?」
ユメタカ「忘れてたわw」
今年も笑って節分が終わる。
笑う門には福が来るが、それ以外にもこの屋敷には鬼が来る。
笑いを連れてやって来る、正義の鬼サマが
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作者名:望月 虎狼丸 | 作成日時:2020年12月31日 1時