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page3 笑う門には鬼来たる ページ6
カラカラ…カラカラカラ…
渇いた音が木に反響する。
それと同時に衣の擦れる音も聞こえる。
アリス「モモ〜、準備出来た〜?」
モモノ「…あと少し……なぁ、鬼化するか?」
アリス「止めて、切実に。」
モモノ「チッ……」
アリス「あからさまに舌打ちしないでよ」(´・д・`)
紐を腰に結びつけると、化粧台に腰掛け目元や口元に紅を引いていく。
白い肌に華が咲いた様で、とても妖艶である。
其処へ、ユメタカがこんもりとお豆が積もった升を二つお盆に乗せて座敷に入ってくる。
ユメタカ「お豆さんの用意はバッチリだぞ〜」
待ってました、と言わんばかりにアリスが升を取る。
そして、用意が終わったのかモモノが側に置いていた木刀を肩に担ぐ。
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作者名:望月 虎狼丸 | 作成日時:2020年12月31日 1時